クリスタッロ山　（コルチナ郊外ファローリアからの眺望）

「イタリア　アルプス・ドロミテ・ベネチアの旅」をご訪問いただき有り難うございます。 　アクティブエイジの夫婦二人（６９才と６２才）が、２００６年７月４日から７月１４日まで、ＪＴＢ主催ツアー・世界の旅情「イタリア・アルプスと湖水地方１１日間」に参加しました。 　この旅は北イタリアはアルプスの南麓を西から東（アオスタからコルチナ・ダンペッツォ）へたどり、ベネチアを訪れて終わりました。 　チェルビーノ（マッターホルン）とモンテ・ビアンコ（モンブラン）は残念ながら雨でした。イタリア側のクールマイヨールからロープウエイを乗り継ぎフランス側のエギーユ・デュ・ミディ展望台に行く予定でしたが、ゴンドラは運行停止。シャモニー経由に変更してエギーユ・デュ・ミディ展望台に着いたところ、乗りたかった４人乗りのゴンドラの運行が開始されていて地団駄踏む思いでした。 　しかしもうひとつのかつ最大の目的だったドロミテ街道はわれわれを歓迎してくれました。チロルを彷彿とさせるマダレナ村、街道沿いの岩峰や小さな湖（カレッツァ湖、サッソ・ポルドイ、ミズリーナ湖、クリスタッロ山、ファローリアなど）は、美しい風景を十分に楽しませてくれました。 　マジョーレ湖に浮かぶベッラ島ではボッロメオ家の宮殿、オルタ湖畔では０３年世界遺産となったサクロモンテ（礼拝堂）、ベルガモ市内ではコッレオーネ礼拝堂、ボルツアーノではドゥオーモなどの遺産を訪れ、歴史の一端に触れました。 　ベネチアではゴンドラに乗り、サンマルコ広場からリアルト橋までは昼間、夜間、早朝と散策。夕食は鎌倉・峰本のご主人が３日３晩通ったというトラットリアで魚料理を味わってきました。 　今年５月で結婚４０年となり記念の旅行を考えたとき、久しぶりに同年輩の方々と語らいながらの旅を楽しもうと思い、このツアーに申し込みをしました。 　ツアー参加者は１９名、全員ほぼ同じお年のすてきな方々で、いつも和気藹々とし、時間も守り実に楽しい旅となりました。 　添乗員の田中美和子さんは非常に優秀な方でした。手違いが発生しても落ち着いた処理で、気遣いと気働きが行き届いていました。、ポイント毎に手元の地図や資料を参考に気配り十分な案内と説明をしてくれ、旅行が一層有意義なものとなりました。 　さらには参加者から歓声の上がった景勝地では所定外でも停車したり、狭い山道を慎重に運転してくれたビートさん、詳しい説明で各地の史跡案内などをしてくれた現地ガイドの皆さん。お蔭で１１日間があっという間に過ぎました。 　コルチナ観光局のPaolaさん、Monicaさん、Gabriellaさん。メールでの問い合わせに詳しい回答や、資料と写真を送ってくれ感謝しています。お蔭でクリスタッロ山などを知り、立ち乗り・二人乗りのゴンドラにも乗ることができました。 　すばらしい絶景や歴史を伝える史跡・建造物の観光、多くの人との愉しい出会い、土地の名物料理を味わうなど、想い出をいっぱい残してくれた皆さん　ありがとうございました。いつまでも忘れることはできません。 　旅行中の写真や旅行記を掲載しています。　写真をみて見知らぬ土地の風景を楽しむことや、世界遺産を訪ねようと計画する方のご参考になると思います。 　どうぞごゆっくりとお楽しみください。

おりおりの熟年生活（海外レンタカー旅行）