マウイ島(ハレアカラ火山)



  2002.10.18(マウイ島)

  天候 曇りときどき雨

 9:40 マウイ島 Maui カフルイ空港に到着。バッゲージクレイムで預けた荷物のでてくるのを待つ。ターンテーブルが止まっても私のバッグが出てこない。係員が探してくれたが見つからない。3人になって探している。どこに残っていたのか、まったく関係なさそうな所のドアが開いて持ってきた。つまらない時間をロスしたなぁ。

 レンタカーはトーラスを選択。10:50 空港を出る。 今日はリフエでの荷物検査やカフルイの荷物行方不明騒動などがあっていささかばたばたとした。11:25 気分を切り替えようと小高い丘の上に見つけた こぎれいな店 KULA SANDALWOODS で早めの昼食にする。

 12:10 食事を終えて出発、いよいよ登り坂にさしかかる。高度3000mまで一気に上がるのだ。狭い曲がりくねった道を走り、13:05 
ハレアカラ火山 Haleakala National Park 山頂に着く。辺りを見回すが、霧雨で何も見えない。やむなくわずかに下ったビジターセンターで、晴れ間を待つことにする。ときどき間際の斜面が霞んで見えるが、見通しはまったくきかない。

 15:30 戻ることにしてビジターセンターをでた。途中 Leleiwi Overlook に立ち寄る。霧にかすんではっきりとは見えないが、噴火口らしきものが近くにあるようだ。この景色を見ずには帰れないなぁ。明日の飛行機の搭乗時間と日の出の時間を勘案すると、日の出後30分ほどは居られそうだ。今日見ることは諦めて明日に期待しよう。

 18:30 夕食。娘がビールを注文すると、ID(パスポート)の提示を求められた。未成年者の飲酒はきびしくチェックしているのだろう。ハワイ・カウアイ・マウイ島のホテルは同系列だったが、設備、家具の色、食事、部屋のレイアウトなどはまったく同じだ。それぞれの島に宿泊したような気がしない。


  2002.10.19(マウイ島)

 暗く曲がりくねった道を走るため、3:45 ホテルを出発。5:15 
ハレアカラ火山のビジターセンターに着く。厚着をして、Puu Ulaula Overlook に。東の空が明るんでくる。晴れているようだ。サンライズツアーの大勢の観光客が毛布を体に巻いて震えている。

 6:15 日の出、黄金色のご来光と火口内の神秘的で美しい光景がひろがる。噴火口・火口丘はすこし離れているうえに、東側にあって逆光で、よくは見えない。

 6:30 Leleiwi Overlook 移る。薄暗がりのなか、ほんそこに火口丘がいくつか見える。太陽の光はクレーターの縁にさえぎられてまだ差し込まない。しかし斜光に浮かんで幻想的な情景だ。

 映画で月世界の撮影があったそうだが、本当に月面に立っているような錯覚におちいる。我々だけの静かな世界で、騒がしい観光客とは遭遇しないで済んだ。

 太陽の光が火口内に差し込むまで眺めていたかったが、飛行機の時間を考えて 7:10 展望台を後にした。

 下りのHaleakala Highway は景色の変化に富み、眺望も海までひらけていて快適な道路だった。ただ道は曲がっていて狭く、さらに集団で頂上から自転車で駆け下りるグループが多く、慎重な運転と追い抜きができないので所要時間は多めにみておく必要があった。

 8:25 ホテルに着き、直ちに空港に向かう。途中レンタカーを返却。走行距離 269km。

 9:05 空港に到着、ハワイアン航空の搭乗手続きの列がはるか遠くまで続いている。1時間20分並んで、10:25 やっと搭乗手続き終了。搭乗ゲートも長い行列で10:45 通過、やれやれ間に合った。 11:00 飛行機飛び立つ。間一髪のところだった。聞くとマウイはいつもこのような状況で、空港には2時間以上前にくるように案内しているとの話だった。

 マウイでは、夕暮れのハレアカラ火山を眺め、早朝にイアオ渓谷かラハイナを訪れる予定だったが、思いどうりにはいかないものだ。


  2002.10.19〜10.20(帰国)

 11:30 ホノルル到着。国際線への搭乗手続きはエコノミーの窓口に並んだが、団体客で大変に混雑していた。私が持っていたJAL孫空の航空券を見た係員に、こちらにと案内されたのは、人気のないファーストクラスの窓口で、久しぶりにさっさと搭乗手続きが終了した。

 13:40 ホノルル空港を定時に出発。JALリゾッチャ機内は満席。食後全乗客が参加してのビンゴゲームに盛り上がる。はじめはいらいらしたが、次第に調子があがり、景品のリゾッチャのTシャツをゲット。今回の旅行は「姪の結婚式」と「終わりよければ全て善し」で完結だ。

 20日 16:45 成田到着、荷物が一番最初にでてきたのはファーストクラスの窓口で搭乗手続きをしてくれたおかげだろうか。ありがたい。レンタルの国際ローミング携帯電話を返却。預けておいた自動車を空港到着ロビーに回してもらって、自宅に帰り着いたのは、17:55だった。         

おりおりの熟年生活(ハワイ4島レンタカー旅行)