カウアイ島(ワイメア渓谷 ナ・パリ・コースト))


 2002.10.17(カウアイ島)


  天候 雨・霧

 8:50 カウアイ島 Kauai ・リフエ空港到着。バジェットの事務所ではレンタカー借り入れ手続きの列に10数組並んでいる。このようなことははじめてのことだ。9:50やっと受け付け、写真でいつも借りているトーラスに決める。走行距離は530マイルで、ハワイ島同様にこれも新車だ。車の操作を確認、特にかわったことや、不都合はない。10:05空港を出る。

 10:35シーニックルックアウトで車を停める。小さいながら峡谷だ。 10:55ワイメアの町でスーパーに入り昼食を調達。寿司、てんぷら、幕の内弁当、はしなどを売っていた。地元の人が購入するのだろうか。

 Waimea Bay の美しい海岸に見とれているうちに、ワイメア渓谷への道、州道550号(WAIMEA CANYON Drive)を通り過ぎ、気がつくと州道550号(KOKEE Road)まで来ていたので、そこで右折し、渓谷に向かった。道は狭く曲がりくねっていて、慎重に運転した。

 11:45 
ワイメア渓谷 Waimea Canyon が一望できるワイメアキャニオンルックアウトに到着、駐車場は満杯で30台ほど停まっている。やっとスペースをみつけて車を入れる。展望台に立つと、壮大な峡谷だ。赤肌の土、緑の樹木、底に広がる森林と銀色の流れのワイメア川、アメリカ大陸の雄大な風景のようだ。

 小雨にけむる風景に風情を感じたが、晴天で眺めたかった。しばらくすると雲が全面に拡がる。雨も大粒になってきたので、12:15車にもどる。

 12:25 PUU HINAHINA View Point に着く。雨が激しくとても下車できない。雨のあがるのを待つため、車中で昼食をとる。 12:45 雨が上がりそうにないので、出発。

 13:00 
ナ・パリ・コースト(ナ・パリはハワイ語で断崖)  楽しみにしていたカララウ渓谷のカララウ・ルックアウト(KALALAU Lookout)に着く。乳白色の霧に覆われて、20mほど先の樹木が見えるだけで、目当てのカララウ渓谷の姿がない。やむなく KOKEE LODGE に戻り 13:45 からコーヒータイムにする。窓の外では鶏に似た野鳥のモアが餌をついばんでいる。

 14:40 カララウ展望台を再訪、霧が薄くなっていて、情緒豊で魅力的な風景があらわれた。右手には大きな滝が霞んで見える。しばらくすると霧があたりをすっぽりと包み、また乳白色の世界に戻ってしまった。

 大きな穴があちこちであいている道路を慎重に運転して、MT. WAIALEALE Lookoutまで行くが、トレイルが僅かに見えるだけだ。 15:30来た道を引き返す。途中の展望台に全て立ち寄ったが、全ての展望台で眺望がきかず残念だった。

 ワイメアとカララウで時間がとられ、また悪天候のため予定していたその他の観光地にいっても暗くなってしまうだろう。仕方がないので、早めにホテルに戻り、夕食に時間をかけ、ゆっくりとした夜を過ごした。


  2002.10.18(カウアイ島)

  天候 雨

 5:00 起床。6:55 バッジェトでレンタカー返却。カウアイ島の走行距離 191km

 7:10 空港着。搭乗手続きが終了すると、その横で機内預けの荷物の検査。なんと手作業だ。バッグを開けて、すべての中身をひとつづつ、丁寧に確認していく。検査後に改めて詰め直しだ。見回したところX線検査機はどこにもない。皆同じように検査されているが、整然と指示にしたがっていた。また、搭乗直前には機内持ち込みの荷物と靴の検査もあった。アメリカ政府のテロ対策は徹底していると改めて感心した。

 8:00 リフエ空港発、8:25 ホノルル空港着。マウイ島行きの人は、そのまま機内にいるようにとの放送。満席の機内でなんと70%以上の人が残る。9:05 ホノルル発、リフエからの飛行機がそのままマウイに向かった。
         

おりおりの熟年生活(ハワイ4島レンタカー旅行)