マッターホルン Matterhorn


 97.6.4 (水) 快晴

 5:30 起床、マッターホーン 
Matterhorn のそびえ立つ鋭鋒が見える。爽やかな朝だ。カメラを持って近くを散策。 カメラと三脚を持った Aさんに出会う。今日の行程は今回の旅行のハイライトだろう。一日が楽しみでわくわくとする。 7:30 朝食。
 
 8:45 ホテルを出る。 ツェルマット Zermatt の風景と マッターホルン の美しい組み合わせとを、川沿いをあるきながら写真に撮る。9:05 駅に着き登山電車に乗車。

 9:15 登山電車は大きな期待をのせて出発。電車はゆっくりと勾配を登る。ツェルマット の町が小さくなった頃右手に マッターホルン の東壁が大きく見えてきた。朝日に輝く慄然とした壁面に圧倒される。

 乗客は電車の進行に連れて右左に姿を現す マッターホルン を追いかけてあわただしく移動する。風に吹き飛ばされるからだろうか、壁面には雪が積もっていない。

 9:55 ゴルナーグラート Gornergrat に着く。ここで添乗員の松本さんから 11:00に集合の人は一緒に ツェルマットに戻る。その他の人は自由に過ごしてください。夕食も各自でおとりください。なお、お勧めの店はチーズフォンデューの DU PONT との話。

 みなさんと別れて、駅からすこし下がった ゴルナーグラート Gornergrat 展望台に行く。快晴の青空の下、右に マッターホルン、正面に 神秘のブルーに輝くゴルナー氷河、 やや左に真っ白な雪をかったったバラのような モンテローザ Monte Rosa 何とすばらしい景観だろう。

 駅の上のホテルのテラスに、コーヒーとケーキをもって腰をおろす。ゆったりとした時間の中で、眼前に広がる眺めを堪能した。その後ホテルの上の高台からも マッターホルン を眺望した。

 11:00 ローウエイを乗り継いで、ストックホルン Stockhorn 展望台に足を延ばす。岩かげにひっそりと咲くかれんな高山植物、形、色はとりどりだが清楚な姿は印象てきだ。

 快晴の青い空と、ほんそこで手の届くように近い真っ白な モンテローザ とのコントラストが目に飛び込む。屹立したリスカムなどの山々も個性的だ。マッターホルン は遠くで存在を誇張している。それぞれの山が自己をアピールしているようだ。

 12:45 ストックホルン をたち、13:00 ゴルナグラート に。ホテルの展望台でフランクフルトなどで昼食。座席の関係でマッターホルンは見えなかったが、モンテローザをあかず眺めていた。

 15:05 登山電車に乗り、15:55 ツェルマットに戻る。川沿いを マッターホルンを望みながらホテルまでゆっくりと歩く。

 夕食は Oさん、Sさん、Kさん、Nさんなどと松本さんご推奨の店に行く。店の屋根の上にマッターホルンが見える。今日は一日快晴で、素敵な大自然を満喫できてすてきだった。チーズフォンデュとワインの美味しい食事をしながら、今日の想い出でおおいに盛り上がった。
 

トップページ(おりおりの熟年生活・海外レンタカー旅行)