ユングフラウ JUNGFRAU


 97.6.2 (月) 曇りのち晴れ

 5:00 起床、 7:00 コンチネンタルの簡単な朝食。今日からは スイスアルプス を堪能できる。今日はユングフラウ観光を予定している。

 8:00 ホテルを出発、昨日まで未開通だった峠が今日から通行できるようになった。景色がよく、時間も短縮できるので、その峠を経由するとの話。

 9:00 ブリエンツ湖 Brienz に着く。薄く霧が立ち込めて神秘的な雰囲気だ。湖畔をゆっくりと散歩して楽しむ。10:00 みなの笑い声が聞こえる中バスが出発。かわいいチロル風の家が現れる。1階はコンクリートだが、2階は木でできている。きれいに見えた窓際のゼラニュームの花はハエよけとかで、すこし幻滅する。

 氷河湖に残る氷河の爪跡、次々と現れる落差の大きな滝、鏡の如くおだやかな湖とそこに映る風景など、バスの車窓からみえた景色は変化に富んでいた。

 10:45 ラウターブルネン に到着。絶壁と水量多く見上げる高さからの滝が印象に残った。11:00 登山電車に乗車。曇り空で近くの草花しか見えず残念。

 11:50 クライネシャイデック に着く。登山電車から降りて、山を望む。雲が一瞬とぎれて ユングフラウ Jungfrau の全貌が飛び込んできた。 アイガー の岩壁は見えるが、頂上は雲の中に隠れている。12:10 テーブルの関係でグループごとに食事をとった。

 13:00 クライネシャイデック から再び登山電車に乗車、トンネルの中を進む。自然の風景を傷つけないためだろうか。アイガー北壁の中腹にあるアイスメールとアイガーヴァントで5分間の下車、北壁をくりぬいてあるホームのガラス窓から外の風景をみるが、あいにくとガスでアイガーの岩壁がわずかにわかっただけだった。

 13:50 ユングフラウヨッホ Jungfraujoch に到着、エレベーターに乗りスフィンクス展望台に上がる。展望台から万年雪の上にでるが、あたりは白くガスがかかり、遠くまでは見とうせない。ヨーロッパ最長の氷河がみえるそうなのだが。寒さに震えながらすこし歩いて、記念写真を1枚写した。

 氷河をくりぬいたトンネルを通り 氷の宮殿 に行く。天井、壁、床、通路 全てが氷河で、グレーシャーブルーにひかっている。うまく表現のできない美しさだ。15:00 後ろ髪をひかれる思いで ユングフラウヨッホを出発。十分に堪能できずいささか残念だった。

 15:45 クライネシャイデック に着き電車を乗り換え 16:00 出発、黄色いかわいい花が車窓から見える。高度が下がってくると、緑が鮮やかな森とメルメンチックでそこここに点在している家が見えてきた。その美しい グリンデルワルド に16:45 に着く。

 17:05 バスに乗り 17:45 インタラーケン Interrlaken のホテルに到着。インタラーケン西にあるスーパーに行き、嗜好品の果物などを購入する。18:00 までは中にはいれたが、わずかに遅れて来て買い物ができない 横浜の Yさんに出合った。

 19:00 夕食、魚のムニエルが美味かった。

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