行 程 の 作 成 

 基本的な考え

 私たち夫婦は美しい自然の風景を眺めたいと考えている。そのため景勝地では日の出、日の入りのを見るのが極当たり前のことになっている。

 朝食は時間によっては出かける前のこともあるが、日の出を観賞してきた後のこともある。

 朝食後には朝の斜光の景色をゆっくりと堪能する。昼前ごろから次の景勝地への移動を開始。途中気に入った風景を前に昼食。夕暮れの絶景と日の入りを満喫してから宿泊場所に入る。夕食はその後だ。

 一日の移動は通常、300km、数時間をめどにしている。いままでで最も走ったのは700kmを超えていた。


 訪問地を決める

 観光パンフレットやホームページで調べて、訪問予定の観光地を決める。詳しい状況がわからない場合は、ホームページで検索して、しばらく前にその観光地を訪問した人にメールで問い合わせる。

 地図で観光地の所在場所を確認、訪問の順番がおおよそ決まってくる。


 道路地図で移動距離と時間を確認

 道路地図では国道か州道か、舗装道路か未舗装か、複数車線か片側1車線かなどがわかる。

 移動については、主要な2地点間の距離と走行時間が記載されている。また主な場所の道路距離も記載されている。

 これらを元にすると某観光地から某々観光地までの、通過する道路の状況と、移動の距離および所要時間の見当がついてくる。


 海外到着初日

 海外到着初日のレンタカー運転は慎重に検討している。航空機の到着時間から、レンタカーを発進させるまでの時間は3〜4時間をみている。

 最近は入国審査が大変に厳しく1時間かかることもまれではない。入国後洗顔などの身ずくろい、パンフレットや地図の入手をして、レンタカー会社の窓口に行く。

 小さな空港ではレンタカー会社の窓口は空港の中など歩いていけるが、サンフランシスコやデンバーなどの空港ではモノレールとかバスを利用し、窓口までに20〜30分経過することもある。

 レンタカー会社の窓口での契約は15〜20分で済むが、ハワイでは混雑していて1時間近くかかった。

 契約後窓口から車まではすぐ近くにある。しかし車の操作を全て確認するのに最初はほぼ1時間かかった。

 あれやこらやで、空港到着後レンタカーを発信するまでに、3〜4時間必要だ。もし初めてのレンタカー旅行で、大きな空港で借りるのなら4時間以上は見ておきたい。

 到着初日は時差と疲労も考慮する必要がある。できればレンタカー会社の近くで1泊するのが望ましいだろう。


 訪問地と行程

 いよいよ訪問地と日程を固めるときだ。無理はくれぐれも割避ける。道路地図では判らない観光地までの道路状況はメールで教えてもらえただろうか。急カーブや急勾配があったりして予想外に時間がかかることもある。

 また国道や州道からビューポイントまでは未舗装であったりするかも知れない。未舗装なら乗用車・セダンでは走行できず、4WDでないと無理なことがよくある。

 乗用車で走行できても、道路に凹凸があり時速30kmぐらいしかだせないことがある。(大抵は数km程度だが)

 レンタカーの返却は係員がいないときでも可能だ。返却は遅い時間でも指定できるが、私は明るいうちに返却するようにしている。

 ここまできたら、訪問したい観光地、宿泊地、日程・行程がほぼまとまってきた。

 いよいよ国立公園内のホテル、航空機、レンタカーを予約しよう。

おりおりの熟年生活(海外レンタカー旅行)