カナダ レンタカー旅行 

10月6日(15日目 火曜日) 曇り後晴れ

サウザンド・アイランド

 セントローレンス川の中のサウザンド・アイランドの風景は、アメリカ側のシーニック・ロードをドライブしながら愉しむと予定をたて、今朝イースタン・タウンシップスはシャーブロックを出発、モントリオールを経由 Cornwall からアメリカに入ることにした。

 13:05 Rooseveltown のアメリカの出入国管理事務所に到着。パスポートを提示したら、「その先の建物に入れ、車のキーはつけたままで」との指示。

 事務所内に入る。娘夫婦は永住権を持っているので、そちらの椅子に座っているようにと指示。私たち日本から来た3名はパスポートの他運転免許証などの提示、顔写真の撮影、手指10本の指紋採取、どこから来たのか、どこへ行くのかなど幾つかの質問があった。外では車内やトランクの中を丁寧に調べている。

 パスポートは1ページ毎に丁寧に見ているし、透かして確認もしている。何か分からないが係官3名が話し合いながらパスポートを交換してもいる。やっと納得したようだ。出入国カード(I-94W)を差し出し、記入してサインのうえ、ひとり3ドル支払うようにと。パスポートに入国ビザを押してくれ、入国を認められたのは 13:55 だった。

 パスポートを返しながらスタッフは、この出国カードはトロントから飛行機に乗るときに返却するようにと指示した。ところが実際はトロントでは返却できず。帰国後郵送で処理することになった。(この事務所でのことやカード返却の詳細は 米・出入国カード をご覧下さい)

 やれやれドライブ中にアメリカに入国したことは何度かあるが、こんなに厄介だったことはない。テロや不法入国者を厳重に警戒しているのだと改めて実感した。わざわざアメリカに入国したのはセント・ローレンス川に沿った道が、カナダ側は高速道路だが、アメリカ側はシーニック・バイウェイと地図に表示されていたからだ。

 アメリカに入って直ぐ Robert Moses State Park があった。14:15 遅くなったがセント・ローレンス川の流れをみながら昼食にしようと園内に進んだ。セント・ローレンス川の中には多くの島がある。サウザンド・アイランドを呼ばれ有名人の別荘も多いのだ。

 ちなみにドレッシングのサウザンド・アイランドはここが発祥の地だそうな。

 15:15 昼食を済ませてドライブ再開。州道37号を走る。16:55 Ogdensburg を通過。この道はシーニック・ロードとなっているがまったくの期待はずれ。小雨も降りはじめたのでホテルに直行しようとなった。

 Morristown を過ぎて州道12号に入ると美しい景色が広がった。紅葉は60%程度だがカナダで見てきたような風景だ。17:40 Chippewa Bay に到着 川に浮かぶ島々を眺める。すてきな建物からもれる明かりが川面に反映して夕暮れが近いことを告げている。
やっとシーニック・ロードといえる道路になった。

 18:45 Alexandria Bay を通過。日が落ちて暗くなったが国境の橋は街路灯で明るく照らされている。19:25 カナダに再入国。道路沿いにあった中華バイキングの店で夕食を済ませ、21:00 ホテルに向かう。

 21:30 予約してあった Hampton Inn by Hilton Napanee に着いたら、2部屋しかありません。もう来ないと思ってキャンセルしましたと。デポジットを入れていたのに何ということだ。

 仕方がないので私たち夫婦は近くのモーテルで一夜を過ごすことにし、22:25 Royal Napanee Inn に入った。23:40 就寝

本日の走行距離 
507km  累計走行距離 4,206km

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