レシュール国立公園 と コールシーム自然保護区  
 
レシュール国立公園
 
   
               
 
コールシーム自然保護区
          
   
               
               

レシュール国立公園 Lesueur National Park

 赤土の未舗装道路をレシュール国立公園に向っていると、右手に一方通行の矢印が。そこがレシュール国立公園の周遊道路 18kmのスタート地点だった。

 その地点から終点までの周遊道路は、赤土の道を挟んで両側は白い花 スモークブッシュ Smokebush に囲まれた回廊だった。

 遠くには青空が見えているが、この辺りは霧雨が降り続き花はくすんで見える。でもこの風景は見事だなぁ。ちょうど初雪が木々の枝に丸く積もった綿のように見える。

 そよ風が吹きぬける。白い花の先がかすかにゆれる。あたかもわたすげがゆれているような印象だ。幾種類かのワイルドフラワーがあったが一時大雨が降って車の中に閉じ込められたので、この公園の記憶はスモークブッシュの海として残るだろう。


コールシーム自然保護公園 Coalseam Conservation Park

 コールシーム自然保護区は西オーストラリア州のワイルドフラワーの中心との説明を読んだことがある。確かに多くの種類の花があり、また展望台からは渓谷と川の流れも眺められてすばらしい景観を楽しむことができた。

 何といっても目に付いたのは黄色のエバーラスティングの花。大地を埋め尽くし一面に敷かれた美しい絨毯だ。時期が少し早いのか高度が上がるにつれて蕾の状態。4分咲きぐらいか。

 紫、ピンク、白、青、本当に花の種類が豊富だ。歩き回る途中名前は知らないが背中の白い鳥、ピンクコカートンのような羽の裏が赤い鳥、それにワラビーにも何度も出会った。

 Irwin Lookout では崖の上に咲くエバーラスティングとその先に広がる渓谷、流れる川、風景も美しく、すてきな場所だった。

 ムレワに向かおうと公園を出た左に灰色をした樹木の林があった。色はくすんでいるが、遥か遠くまで続く林で見応えがあった。 

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