Lake Gounter  
               
                           
               
               

 NarebeenからHydenに向かう Hyden-Mt.Walker Road を走っていたら、左手に白い砂浜の湖 Lake Gounter が見えた。湖にしては水や浜辺の色が幾分違う。あるいは塩湖で、ウユニ塩湖のようなことがあるのかもと車を停めた。

 ウユニ塩湖はNHKやTBSで放映され、いまや人気が高まりツアーも組まれるようになっている。人気の秘密は塩湖に雨が降り1〜2cmの水がたまると、塩湖が鏡の状態になって、水面に雲や星が映り込むのだ。

 車を停めたものの湖の周りは樹木に取り囲れていて、湖岸に行く場所が見つからない。あちこちと探して道がカーブしたところに、何とか湖にたどり着けそうな空間を見つけた。

 湖岸に着くと一面が白い。チョッと舐めてみる。うん、ショッパイ味がする。塩で出来ているのは間違いなっそうだ。岸辺には水がなく、ウユニ塩湖のように雲などが映ってはいなかった。

 少し沖に向かう。水がブルーになってきた。青空と雲が湖面に映っている。足元を見ると、靴の周りに極く僅かな波紋ができている。あっ、ここには水があるのだ。妻の姿を見る。黒い影は右に映り、手前には衣服の色彩がそのままの姿が映っている。

 立ち止まった直ぐ脇に雲が映り、雲の上に乗ったような気分だ。生まれて初めて出くわした情景に思わず声がでる。

 夜再訪。きらきらと瞬く満天の星が、月の光で照らされた足元の湖面で輝く。星の色はとりどり。宝石を散らしたように見える。天の川もはっきりくっきり。すばらしい。幻想的な風景に我を忘れてしまう。

 写真を撮る。月が明るいためか湖面に映った星々は
、明るい星だけが写る。妻の姿にライトを照らしてシャッターを切ってみる。液晶で確認すると、空の満天の星と水面に映った妻の姿がひとつの画面におさまっていた。

 翌早朝また訪れる。抜けるように青い空、塩湖は怪しいまでの青さを放っている。朝の柔らかい光に湖面に映る自分の姿は、日中とは異なって一層はっきりとしている。よく磨かれた巨大な鏡の上に立ったような不思議な気分だ。

 快晴で雲がない。雲が湖面に映し出されたら、雲に乗ったのんちゃんの気分を味わえたのになぁ。おとぎの国に行きたかった。残念。

 水平線まで見渡せて、空と湖が一帯となるウユニ塩湖のすばらしい風景を想像して、是非訪れたいとの思いがつのる。

 このような不思議な光景に出会えるのもドライブ旅行ならではの醍醐味だ。

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