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9月6日 (月曜日) 快晴

キングス・キャニオン


 5:00 小鳥の鳴き声で目覚める。 6:00 朝食。7:30 リゾートを出発。空気が澄んで爽やかな道を走る。朝の淡い光に浮かぶワイルドフラワーの群生を見つけ停車。

 7:55 キングス・キャニオン Kings Canyon (Watarrka National Park) 駐車場に車を停める。谷を渡ってくる風が気持ちよい。青空に向かって突き出ている赤茶けた断崖が誘ってくる。ワイルドフラワーもあちこちに咲いている。

 
トレイルの詳しい状況を知ろうと案内所やレンジャー・ステーションを探したが、なし。案内板の地図と説明があったので、昨日リゾートでもらったA4一枚の簡単な地図を頼ることになった。立派なトイレがあったので用を足す。

 トレイルは2つある。

 キングスキャニオン・リム・ウォーク Grade: Moderate with a hard section at the beginning of the walk
 キングスキャニオン・クリーク・ウォーク Grade: Easy


 ふたつのトレイルはしばらく同じ道を進む。分かれ道に着いたので、私はキャニオン・リム・ウォークを、家内と義妹はクリーク・ウォークを歩くことになった。

 昨日ホテルで教えてくれたのはリムを一周するのではなく、途中から下りる道だった。それなら順調に歩けば10:00には駐車場に帰着し合流できるだろう。状況によっては12:00ごろ戻ってくるからと話して、分かれた。

 キャニオン・リム・ウォーク は別れ道から直ぐやや傾斜のきつい登り道。途中ワイルドフラワーの撮影をしながら一息入れる。若者は休まずに追い越していく。道に迷うことはなかった。それは青いマークが案内してくれるから。マークに着いたら次のマークを探す、必ず見つかる場所にマークが見えたのだった。

 昨日ホテルで教えてくれた下りの道に着いたので、道順案内のマークを探したが見つからない。それならこのすばらしい風景を全部見ておこう。この先の距離や道が平坦なことから考えて、脚への負担の心配はないし、時間的にも2〜3時間で十分だろうから。

 家内たちはそれほど時間がかからずに往復できるだろうから、ゆっくりと構えてはおれないなぁと先を急いでいたら、登り終えた時間などをメモするのをすっかり忘れていた。時間を気にしてメモを忘れたのではなく、スパッと切り立った垂直の断崖、まだ見たことのない不思議な風景、緑の深い谷間などに見とれてしまったことの方が大きな要因だ。

 最初の登りの後はほぼ平坦な道。途中手摺り付の橋と階段の昇降があって、谷を渡り対岸へ。この昇降前後や橋から見える緑の谷の風景は魅力的。リム・ウォークを全部歩いて正解だった。

 10:15 2時間余で駐車場に戻った。丁度家内たちも戻ってきたところだった。10:25 キングス・キャニオンを発ち、10:50 キングスキャニオン・ステーションで給油。12:50 レストエリアで昼食。子供を乗せたバスがそこからでるところだった。

 13:25 レストエリアから直ぐ マウント・コーナー Mt. Conner 展望台。小高い丘の展望台からエアーズ・ロックよりも大きい一枚岩のテーブル状の山が遠望できる。ぐるーと見渡せば360度が地平線、地球が丸いことを実感する。

 15:00 エアーズ・ロック到着、ホテルにチェックイン。その後エアーズ・ロックのサンセット・ポイントに向かった。

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