オーストラリア レンタカー旅行 Ⅱ
| ９月５日 （日曜日） 快晴 アリス・スプリングス ～ キングス・キャニオン バルーン（熱気球）遊覧 ３：３０ 起床、寒さ対策の身支度を整える。４：３０ バルーンの迎えの車に乗る。既に一組２名、朝の挨拶をかわす。その後ホテルを回り８組１４名に。 ５：１０ アリス・スプリングス空港手前で停車。ライトの入った赤い風船を飛ばし、風速や風の方向を確認してバルーンを揚げる場所を決めるとのこと。殆どの人は下車してその様子を眺めた。外は寒い。 右の道に進む。ここからは未舗装道路で車の揺れが激しい。５：３０ と ５：４５ それぞれの場所で赤い風船を上げる。６：００ ここで今日のバルーン飛行を行います。但し上空の風が強いので今しばらく様子をみます。 ６：３０ 準備を開始。巨大なバルーンがガスで大きくなっていく。スタッフが中に入って何かしているが、バルーン比較すると小さな姿だ。乗客もバルーンの両端を持ったり、いろいろと手伝う。 ７：００ 飛行開始。熱気球はゆっくりと上昇していく。朝日が射し、樹木の長い影が平原に伸びる。風が強いし、動物が見えるようにと飛行高度は低く抑えていますとの説明。 ぴょんぴょんと跳ねるワラビーなど何種類かの動物や群れになった鳥の飛び立つ姿、機関車のない長い列車、真直ぐに伸びた一本の道路。その先には斜光に照らされたマクドネル山脈が浮かぶ。振り返るとバルーンの影がゆっくりと移動している。興味深い景色が次々と現われた。 ７：３０ 着陸、皆で片付けの手伝い、その後朝食、愉しげな語らいの声がそこここで聞こえる。料金の支払い。１時間飛行の予約をしていたが、私たちを除くと３０分の予約だったので、３０分の料金です。カードですか。搭乗記念にマークの刺繍された帽子を購入するので一緒に引き落としてください。 ８：４５ 帰途に着く。９：２５ ホテルに帰着。１０：２５ ホテルをチェックアウト。セドナでバルーンに乗った経験から２時間前にはホテルを出発できると見込んでいたのだが。 キングス・キャニオンへ 砂漠の中のお花畑 キングス・キャニオンにはMEREENIE LOOP ROAD経由で行きたいから、、昨日インフォメーションで通行の許可をもらった。その際未舗装道路だから路肩からの転落には十分注意するようにとアドバイスがあった。 これから西マクドネル国立公園に立ち寄りながら、この道経由でキングス・キャニオンに向かうと日が暮れてしまいそうだ。インフォメーションの注意もあるからと、家内などの意見を受けて、無理はせずに STUART HIGHWAY で行くことに決めた。 STUART HIGHWAY は赤茶けた砂漠の中の直線の一本道。青空の中に道路が溶け込んでいる。制限速度は時速１３０ｋｍ。ロードハウスに近づくと１００ｋｍ。１００ｋｍになると、こんなに遅く感じるのか。１３０ｋｍの速さを知り気を引き締めて走る。 赤茶けた土の中に咲くきれいなワイルドフラワー、それに澄みわたった青空と乾燥した空気。日本では見られない風景を目に入れながら、風を切って走り抜けていく爽快さ。これもドライブ旅行の醍醐味のひとつだ。 １２：００ レストエリアで昼食。風がひんやりと気持ちがよい。水のタンクから漏れた水溜りでは３種類の小鳥が仲良く戯れている。レストエリア毎に車を停める。ワイルドフラワーが群れて咲いている。 白い雪のような花。黄色く風に揺れるさまがかわいい花。見とれていると思いがけない時間が経過してしまう。 １５：３０ Desert Oaks Roadhouse に到着、給油としばしの休憩。ここからは LASSETER HIGHWAY に進む。この道でもワイルドフラワーを楽しむ。日暮れ前にリゾートに到着したいと先を急ぐ。 １８：２５ キングス・キャニオン・リゾート Kings Canyon Resort に到着。今日の日の入りは１８：３４だそうな。ぎりぎり明るいうちに到着できてよかった。宿泊の手続き後キングス・キャニオンのトレイルの状況を教えてもらう。 １９：３０ リゾートの奥にある Carmichael's Restaurant で夕食。メニューには料理が２種類か３種類かの２コースのみ。量を考えて２種類のコースを選択。おいしかったが、それでも残した。そのことをウエーターに話したら隣のテーブルのグループから笑い声が聞こえた。 ２０：５０ 部屋に戻り、ワイルドフラワーの写真を見ながら雑談。２２：２０ 眠りについた。 本日の走行距離 ４８４ｋｍ 累計走行距離 ５１４ｋｍ |