オーストラリア レンタカー旅行 U 

9月2日 (木曜日) 晴れ・雲多い

 ハミルトン島  ホワイトヘブン・ビーチ

 8:25 ハミルトン空港に到着。機内預けの荷物は運搬カートに乗せられたまま。それぞれに荷物を引き取った。ホテルに到着時間を連絡していないので迎えはなし。島内を回る無料のシャトルバスに乗車。

  予約は パーム・バンガロー にしていたが、受付は全て リーフ・ビュー・ホテルで一括ですと 9:05 リーフ・ビュー・ホテル 
Reef View Hotel に。

 受付でチェックイン、その後日本語案内カウンターに行き、小さな案内書と島内地図をもらう。案内書の表紙に 小さなオーストラリア ハミルトン・アイランド と。

 ロビーで一息いれながら、日本とアメリカにいる子供たちに携帯電話(国際ローミング契約)で無事到着のメールを入れる。

 10:20 日本語案内デスクで荷物を預かってもらい、半ズボンに着替え、靴をビーチ・サンダルに履き替えた。南国情緒豊かな Resort Drive を徒歩でマリーナに向かう。予約している ファンタシー・クルーズ の乗船場をめざして。

 10:50 ファンタシー・ホワイトへブン・ビーチ・クルーズ Fantasea Whitehaven Beach Cruise 乗船チケットを受け取り、Front Street をぶらぶら散策。

 11:30 ホワイトヘブンビーチ・クルーズ 乗船。空には雲が広がり青空は見えない。あいにくの天候だが、ビーチに着いたら晴れてくれないかなぁと淡い期待。12:05 出船、日本人女性のスタッフもひとり。ビュッフェ・ランチに並び食事と飲み物を席に運ぶ。

 12:40 ホワイトへブン・ビーチ Whitehaven Beach に到着。小学生の一団から小船に乗り換えて上陸開始。15分後砂浜に降り立った。広く長く白い砂浜だが風景としては平凡。ビーチ・バレーや水泳などのアクティビティを楽しむのにはもってこいのようだ。潮風が爽やかだ。

 スタッフに写真で見た美しい風景はどこから見られるのか訊ねた。ここは島の南です。その風景がみられるのは北の高台からです。ここから往復するのは時間的に無理ですと。やむなく日除けのテントを借り浜辺を散策、様々に楽しんでいるひとの写真を撮ったりしてして時間を過ごすことにした。

 砂は白、きめがこまかく、しっとりしている。全員裸足
。海に入ると水は冷たい。しかししばらくすると温かく感じるようになった。浜に上がる。足跡だらけ。カメラザックは砂まみれになっていた。

 15:25 迎えの小船に。全員が乗船するまで時間がかかる。16:05 帰途に着く。10分ほど経過したとき、汐を吹いている鯨が見えた。16:35 港に帰り着く。徒歩でホテルに向かう。

 日本語案内デスクに行き、美しい風景が見られるツアーについて訊ねる。ツアーとアクティビティが一覧になったパンフレットで説明。 その風景は ヒル・インレット Hill Inlet Lookout で見られます。

 ツアー催行会社は H2O Sportz で Beach Safari です。出船時間は潮の満ち干きで決まりますと説明の後同社に問い合わせてくれる。明日は13時出船で空席あり。予約はあちらに見える少し離れたツアーデスクでできますから。

 続いて出発前から楽しみにしていたパラセーリングを問い合わせ。また電話をかけて、現在ボートの修理中、明日9時に催行できるかどうか判りますと。日本語デスクの対応は実に親切だった。訊ねたいことは終わったので、予約デスクに行き明日のツアーを予約した。

 部屋の鍵を受け取ろうと受付に行く。宿泊は パーム・バンガローから アップグレードして リーフ・ビュー・ホテル にしますと。何故かは判らないが、幸先の良い話だった。

 鍵を受け取り部屋に。窓から キャッツアイ・ビーチ Catseye Beach のすてきな風景が見える。今日は疲れたから早めに食事を済ませようと 18:00 ホテル内の プール・テラス・レストラン Pool Terrace Restaurant に。

 
20:00 部屋に戻り、21:30 就寝。


9月3日 (金曜日) 晴れ後曇り・小雨

 ハミルトン島内周遊  ホワイトへブン・ビーチ

 
6:00 起床、たっぷりと睡眠をたったから気分爽快。窓を開けると爽やかな風がそよと吹き込む。淡い太陽の光に照らされた木々や海が美しく見える。対岸には雲がかかっているが、上空は青空。今日の天候に期待したい。

 7:00 プール・テラス・レストラン Pool Terrace Restaurant でビュッフェの朝食。プールで女性がゆっくりと泳いでいる。まだ水は冷たいだろうに。周りのテーブルもほぼ埋まっている。愉しげな笑い声が聞こえる。

 8:30 日本語案内
デスクで今日のツアーの集合場所を確認。9:00 予約カウンターでパラセーリングについて問い合わせ。ボートの修理の関係で月曜日に催行再開と。残念ながら今回はあきらめざるをえなかった。

 9:45 バギーを借りる。天候次第ではサンセットを楽しむ予定のため、時間は24時間。サンセット・ポイントである ワンツリー・ヒル One Tree Hill を目指す。グレート・ノーザン・ハイウエイの坂に差し掛かる。バギーに3名乗っているから、ゆっくりとしか走らない。

 10:00 サンセット・ポイントに到着。青緑色の海がきれいだ。バギーが次から次へと到着し、テラスにはいつも10名ほどの人がいてにぎやかだった。

 10:20 サンセット・ポイントを離れ、コーラル・シー・アベニューから島内のあちこちの道を訪れる。ブーゲンビリアの赤い花が歓迎してくれる。
キャッツアイ・ビーチ Catseye Beach と リーフ・ビュー・ホテルの見える場所でしばらく車を停める。

 11:20 ホテルに戻り、着替え。ホワイトへブン・ビーチ行きの準備を済ませる。窓から見ると前の海は遠浅、かなり沖まで人の姿が。そんなに遠いのに海水は膝までの高さだ。11:50 マリーナのあるフロント・ストリートで昼食。

 12:40 H2O Sportz に集合。12:55 乗船
、スタッフ4名中日本人が2名と心強い。13:05 Beach Safari に出発。まず目指すは ヒル・インレット Hill Inlet Lookout とのこと。

 日本人スタッフの計らいで3名だけ他の乗客とは別にスタッフ用の座席に案内される。緊急時の対応とこのツアーの見所の説明をしてくれた。
ヒル・インレットを訪れる日本人は少ないですねとも。

 ふたりはMASATO(ワーキング・ホリディで9ヵ月目) SHIN(サンゴの研究中)。ヒル・インレットのツアーは、ボートが島の水辺に行かれる深さがある引き潮のときで、午前か午後の半日の催行です。いろいろと話し込んでいたら。

 13:35 ボス・船長から鯨を発見、2時の方向と。急いでカメラを構えて前方に向かった。と前のめりにひっくり返った。甲板に段差があったのだが、鯨だけを見ていて段差には気づかなかったのだ。

 左手から血が流れる。スタッフ2名が駆け寄ってきて、ひとりは傷を見、ひとりは手当ての道具を準備。3ヵ所から流血、1ヵ所は傷口が深い。消毒を済ませ包帯を巻く。幸い骨折はしていないようだし、手も指も動かせる。これなら車の運転も大丈夫だろう。カメラとレンズも異常なし。

 14:10 Tongue からウイットサンデー島に上陸。整備された坂道を登る。ビーチ・サンダルでも不都合なし。スタッフは裸足のままだ。登りはじめて直ぐに階段、その後はほぼ平坦な道。

 15分ほどで 
ヒル・インレット Hill Inlet Lookout の展望台に着いた。一度見たいと思っていた風景が目の前に展開しているのだ。美しい景色に見とれながら、カメラのシャッターを切る。 天候は曇り。最高の景色はみられなかったが、長年の希望がかない妻は満足そうだった。

 展望台にいたのは10分ほど、14:45 岸に戻り沖合いに停泊しているボートの到着を待つ。14:55 岸を離れる。

 15:15 ホワイトへブン・ビーチに。昨日とは異なりボートを直接浜辺に接岸、海水に足を入れずに下船できた。今日は海岸から離れて林の方向に向かう。足跡が少ない砂はキュキュとかわいい音がする。突然スタッフの声、体長1mほどのサメが岸から2mほどの海を泳いでいた。

 16:00 乗船、鯨2頭が悠然と泳いでいる。10分ほどしてまた鯨が2頭。昨日に続き今日も鯨を見ることができて幸運だった。16:40 ハミルトン島に帰り着く。

 買い物を済ませ、ホテルへ。シャワーを浴びて一息入れる。怪我した傷が痛む。時間的に医者の診療は無理だろうが、消毒薬や包帯が必要だと薬局を探して街中に向かう。閉店時間ぎりぎりに薬局をみつけ、薬などを購入。一番早い治療は指を切り落とすことと冗談を云われて苦笑するばかりだった。

 18:50 夕食。その後昨日と今日の写真を眺めながら、愉しかったホワイトへブン・ビーチでのいろいろを振り返った。 21:30 就寝。

 本日の走行距離 12km     累計走行距離 12km

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