アメリカ南西部レンタカー旅行

6月8日(4日目) 快晴

モニュメントバレー  Monument Valley

 5:00 起床 爽やかな快晴 朝食後売店に、キャニオン・デ・シェイ国定公園を象徴する Spider Rock  のキーホルダーを購入。

 7:25 チンリ Chinle を出発、USー191を北上する。7:55 ジャイアント・ビュートが見えてきた。この先はシーニック・ロード 大きなビュートが右手に展開している。

 9:50 USー163 SOUTH に入る。10時過ぎ 下り坂に右カーブに差しかかった前方に美しい模様の地層が展開している。(写真集「途中風景」の上段左から3枚目の景色) 旅行誌やホームページでも見たことのない場所だ。反対に走っていたらおそらく気付かなかったのではなかろうか。

 メキシカン・ハットの手前で 州道ー261へ。2003年の旅行では訪れなかったグースネック州立公園を目指す。10:50 グースネック州立公園に到着。写真で良く観る風景だ。

 あれ、写真で良く観るのは San Juan River の180度のUターンは1ヶ所だが。目の前の光景は180度の反転が3ヶ所も連続している。(写真集「途中風景」の中段左の2枚の景色) 実に迫力のある景観だ。16mmの広角レンズでも写しきれない。

 断崖の高さは100mはあるようだ。小さく赤と黄色、2艘のボートが下っていく。豪快なラフティングを楽しんでいるのだろう。でもどこから川に降りたのだろうか。付近は断崖だから、かなり遠方から流れ下りてきたのだろう。

 屋根のついたテーブルが1ヶ所だけある。この雄大な景観を前にしばしコーヒータイムとした。11:45 グースネックを離れる。

 US−163 メキシカン・ハット Mexican Hat を通過し モニュメントバレーを目指す。シーニック・ロードの美しい風景が続く。遠くにモニュメントバレーのビュートが見えてきた。

 小さな駐車場に車を停め、数枚の写真を写す。モニュメントバレーから北に向かう車は通過していくが、我々同様に南下してくる車は全部駐車場に車を入れては写真を撮っていく。この景色が前方に見えるか後方になるかの違いだろう。(写真集「モニュメントバレー」 上段左の写真)

 13:10 グールディングス・ロッジ Gouldings Lodge に到着。レストランへ、モニュメントバレーがよく見える席に座り昼食を注文。ミュージアムの前では日本人の団体が、バレーツアーのバスに乗り込んでいた。

 同行の F.Tさん 体調が良くなさそう。ミュージアムをひとわたり鑑賞した後モニュメントバレーに向おうとしたら、ロッジの部屋で休息していたいと。

 15:45 モニュメントバレー Monument Valley に到着。ビジターセンターが新しくなっており、横に2008年開業の垂れ幕を下げたロッジが建設中、駐車中の車と人の多さに驚く。今日は日曜日だから特に人出があるのかな。

 モニュメントバレー内のバレードライブに向かう。途中所々で停車写真を撮る。16:35 WEST MITTEN  EAST MITTEN  MERRICK BUTTEが間近に見える展望台に。ナバホ族の宝石を売っている

 16:50 ELEPHANT BUTTE を横に眺める。17:00 ジョン・フォード・ポイントに、 その先端に赤い服で馬に乗ったナバホ族の姿がある。毎日1度だけの演出だ。ここにもいくつかの宝石売りの店が出来ている。前はなかったのだが。モニュメントバレーの原風景は変わらないが、人工的な景観は大きく変貌しているなぁ。

 17:35 RAIN GOO MESA 大きな外人が巨大な岩の前にたち記念か記録かの写真撮影中。岩全体をいれると人物は米粒ほどの大きさだ。

 18:15 ARTIST'S POINT 西部劇映画でみた風景が遠望できる。スタイルのよい女性が佇んでいる。声をかけこの風景をバックに写真を撮らせてもらう。

 18:50 NORTH WINDOW 手前。大きな岩の僅かな裂け目から太陽光線が漏れている。カメラを向けて1枚写す。赤い大地の荒涼たる風景を十分に堪能できた。

 19:40 ビジターセンターに戻る。ここで夕陽輝く美しいモニュメントバレーの風景を楽しむ趣向だ。20:10 3つのビュートが赤く染まり始める。シャッターを切る音があちらでもこちらでも。

 20:35 太陽が沈む。空がピンクに染まる。静かな時間が経過する。撮影を終了して持参のコーヒーとクッキーを取り出す。絶景を観ながらの至福の時間だ。

 21:10 グールディングス ロッジ に戻る。直ちに夕食の準備。F.Tさんは明日早朝のドライブは不参加と。22:45 就寝。

本日の走行距離 271km   累計走行距離 1,101km


6月9日(5日目) 快晴

モニュメントバレー

 4:30 起床、簡単に身支度をして 5:00 モニュメントバレーに向かう。バレー内は 6:00 の開門。したがって入り口手前で日の出を待ち撮影。ビューとの後が赤くそまり、特色のあるビュートが黒くシルエットに浮かび上がる。静かな空気が漂う。

 6:00 モニュメントバレー ビジターセンター駐車場に。我々以外人影はなし。左の手袋 Left Mitten の親指と人差し指の間から太陽が顔を出している。一度見ているなつかしい光景だ。

 ほどなくバスで10数名の日本人ツアーが到着。みな歓声をあげてシャッターを押している。数分も経たないのにコンダクターに急かされて直ぐバスに乗車しバレー内に向かう。団体旅行では数少ない早朝のバレー周遊だろう。

 我々も追いかけるようにバレードライブに入る。向かう先々のビュートの上から太陽が昇る。一方通行の人の居ない道をゆっくりと進む。柔らかい陽射しで荒涼とした風景も温かく見える。

 モニュメントバレーの風景を十分に愉しんで 8:15 グールデングス ロッジに帰着。朝食と身づくろいをして 9:30 チェックアウト。食料と水を購入し、給油を済ませて 10:15 モニュメントバレーを離れ、US−163 US−160 US−89 を経由し グランドキャニオン サウスリムに向かう。

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