アラスカ石油パイプライン 9月6日 

   天候 曇り 小雨 時々晴れ間

 1:40 オーロラ監視を妻から引き継ぐ。曇り空のようで星が見えない。2:30 星がいくつか見えてきた。妻を誘い外へでる。 2:40 あれはオーロラではないかと北北西の空をみる。しだいに明るくなる。4:30 すてきなショー終了。4:40室内へ戻る。

 8:40 起床。今日はアラスカ石油パイプラインを見たい。それもアラスカの大地の中をどこまでも伸びているパイプラインを。パスカルに相談。それならエリオットハイウエイならば近くでみることができる場所があると。

 11:40 ロッジ発、雨。アラスカ州道3号は今日も工事中。道路脇にヤナギランの群生が残っている。確かデナリの手前で見かけたが、ずーと道の両側にあるから満開のときは見事な彩りだろう。

 12:50 またまたシェブロンで給油と食料購入。スティージハイウエイを走る。昨日までは通過していたパイプラインのビューポイントに 13:30到着。雨はあがって曇り空になった。

 アラスカ石油パイプラインのビューポイントでは、パイプラインを、その下や横に立って見物することができる。遠く北からのパイプが南へ遠ざかっている。展示してある実物でパイプの中の様子も分かり、石油が送られていく理屈も理解できた。

 14:00 ビューポイントを出発。まもなく右に行くスティージハイウエイと分かれて直進、エリオットハイウエイ 
Elliott Highway に入る。この道も黄金色の美しい風景が展開している。道路がやや高所なのだろう、視界が遠くまで広がっている。空には晴れ間も見えだした。14:40 28マイルポスト付近の展望駐車場で昼食。

 昼食場所から僅かに走った34マイルポスト地点、左の山腹にパイプラインが見えてきた。森林を切り開いた中にパイプラインは細く頼りなげに見える。山の斜面を上に向かっているのだが、途中で消えている。山の中にもぐっているのだろうか。

 整地され金網で大きく囲った場所にでくわした。送油の中継所ポンプステーションだ。道路からポンプステーションやパイプラインは見えないが、パイプラインの出発地点北極海から終着地点バルティーズまでに、このような場所が何ヶ所かあるのだろう。

 15:50 タタリナリバー 
Tatalina River に到着。駐車場に車をとめる。エリオットハイウエイ Elliott Highway 49.5マイルポスト地点。ここからは右から左へと、どこまでも続く長いアラスカ石油パイプラインが見下ろせた。

 パイプラインの敷設されている場所は、森林が切り開かれて、広い幅できれいに整地されている。緑の針葉樹と黄金色のアスペンに囲まれた、にぶいグレーのパイプラインが、その存在を誇示しているようだった。16:20 に出発。道路から見るすてきな風景を楽しみながらフェアバンクス市街に入る。

 スーパーマーケット・フレッドマイヤーへ。今日は久しぶりに和食にしようとすしコーナーで、にぎりずしを購入。19:25 ロッジ帰着、小雨、20:00 ロッジですしの夕食。

 今夜も私が先に寝ることに。22:50 就寝。天候 雨。テレビの天気予報によると、日本を襲った台風は低気圧になったが、そこから伸びている雨雲がアラスカにかかってきていると。今夜はオーロラは無理かな。

 本日の走行距離 273km   累計走行距離 2,413km

おりおりの熟年生活(アラスカレンタカー旅行)