フェアバンクスから ちょっと足を延ばして
 アラスカ縦断石油パイプライン
 ネナナ(ユーコン川支流・タナナ川のアイスクラッシック開催の町)
 フェアバンクス市内

 アラスカ縦断石油パイプラインは、北極海で産出する石油を送る油送管で、北極海のバローからアラスカ湾のバルティーズまで、アラスカ半島を北から南に縦断する。

 針葉樹やアスペン、バーチの森林地帯の中を、ただ一本のグレーのパイプだけがどこまでも続く光景は、一見する価値があった。

 展示場には案内所があり、パイプラインの真下に立ったり、パイプラインの内部構造を見たりすることができた。


 ネナナはユーコン川の支流タナナ川の氷が溶けて流れ出す日時を当てる公営の賭博 ネナナ・アイスクラシック 
Nenana Ice Classic で有名だ。

 訪れた日はあいにくの天候で陰気な雰囲気だ。氷が溶け出す日は、このような天候が長く続く冬の後、春の訪れの近づいた歓びの日なのだろう。賭けをしたいことがなんとなく分かるような気がした。

 ネナナ・アイスクラシックの塔はアラスカ鉄道ネナナ駅の横にある。駅の前にいたところ、駐車場に車をとめていた数名の若者から声をかけられた。写真を写してあげようかと。喜んでお願いした。

 ネナナの町を一歩外れた橋の下はアラスカ鉄道のレール。黄金色の森林の中に伸びている。列車の窓からの眺めも楽しみたいと思った。


 フェアバンクス市内ではアラスカ大学博物館を見学、その後構内の駐車場に車を入れて食事をした。そこからの広々とした眺望とフェアバンクス空港や離着陸する飛行機をしばらく見ていた。

 渡り鳥保護区の クリーマーズ・フィールド 
Creamer's Field に行く。ここには春と秋、約150種の渡り鳥が飛来するそうだが、この日はグースの群れしかみることができなかった。 

アラスカの秋 レンタカー旅行 

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