青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて

  5月26日 晴れ

 エベレスト・ヒマラヤ遊覧飛行

 4:00 起床 6:00 朝食

 6:30 現地ガイドとともに遊覧飛行を申し込んだ6名はバスでエベレスト・ヒマラヤ遊覧飛行に向かう。7:05 空港着。ガイドが航空券を受け取り私たちに渡した。保安検査場から先は自身で対応のことと詳しく説明。

 保安検査場を通過し直進、突き当りで左折、再び保安検査を経てゲート2の搭乗口前に着いた。遊覧飛行は8時の予定だったが20分遅れの表示。8:10 バスに乗車 いつまで待っても動き出さない。どうしたのか説明がないまま時間が経過。8:55 機体の横まで移動、下車し始めたら、また戻れとの指示、どうなっているのか、ざわつきだした。

 9:15 やっと機内に。遠くが霞み雲が広がっている。これではヒマラヤは見えないのではないか。この段階では、案内書によるともう代金の返却はないことになっていたと誰かが発言していた。この遅延は、お偉いさんの飛行の関係と後から話があった。

 9:30 1時間30分遅れて遊覧飛行に飛び立った。一面の雲の中を上昇、雲を抜けるとすきっとした快晴が広がっていた。左手に高峰が次々と現れる、水平飛行に移る。席は右側だったが左の窓から見える山々を眺める。CAが大きな声で山の名前を教えてくれる。

 CAが前方へと私を手招きしている。操縦席のドアが開けられており中に入る。眼前に右の搭乗券の風景が目に飛び込んできた。

   
 エベレストが見える。NUPTSE 7,855mの後ろに三角の山頂がはっきりと、右手前には LHOTSE 8,516mも。ちょっと眺めてからカメラのシャッターを切った。右の副操縦席の女性パイロットが親指をさし上げ笑顔を見せてくれた。飛行機はここからUターン。山々にさらに近づいて飛行。CAがシャンパンを配る。機内の皆が杯を高くかざして乾杯した。10:30 着陸

 空港の外で待っていた現地ガイドと合流、10:50遊覧飛行不参加の皆さんが待っているバスに乗車した。遊覧飛行代 US160ドルは後程ホテルで現金を添乗員に手渡した。

 11:00 パシュパティナート ネパール最大のヒンドゥ教の寺院。その前をガンジス川の支流のバグマティ川が流れ火葬場になっていて、火葬する現場に出会った。積みあがった木の上に横たわる美しい布に覆われた死者、寺院から流れてくる水を飲ませ花をささげる縁者、点火。横では終わった火葬の跡片付けで灰を川に落としていた。川は流れがなく、藻が浮かび不衛生なことこの上ないと思えた。

 12:00 ボダナート 昼食 その後自由時間 ネパール最大の仏塔があり時計回りに歩くそうだが、皆さん特にすることもなく、雑談をして過ごした。なお、周辺は1959年のチベット動乱で逃れてきた多くの人が住んでいるとのことだった。13:45 バスに戻る。渋滞でなかなか前進出来ない。
     14:30 バスから降りて 14:40 ダルバール広場に。2015年4月25日発生の マグニチュード7.8の大地震により多くの歴史的な寺院や建造物が崩壊。世界の国々が修復に取り組んでいた。

 最初に目に着いたのは白い大きな建造物、バサンダブル・ダルバール(旧王宮)でアメリカが復興を担当していた。

 日本は、JICAが2名の文化財修復の専門家を派遣、アガンチェン寺の歴史と伝統工法を踏まえて復興すべく慎重に作業を進めているとのことだった。 15:40 バスに戻り空港に向かう。

 舗装道路を快適に走る。ネパールにもこのような道路があるのかと驚いていると、この道路の拡幅と舗装、ソーラーパネルによる発電設備と照明は日本の援助により完成したとガイドの説明だった。

 16:20 ドリブバン国際空港に到着 スーツケースのX線検査、搭乗手続きを済ませ出国、搭乗開始までベンチでのんびりと会話をしていた。2名の名前がスピーカーから流れて呼び出し。後から聞くとスーツケースの中にバッテリーが入っていたことで荷物の開封検査をされたと。

 18:15 バスで移動 18:30 機内に入る 19:05 定刻よりも25分早く飛び立った。20:30 食事が配られた。23:30 (広州時間 1:45) 中国・広州空港に到着した。

青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて   おりおりの熟年生活(海外レンタカー旅行)