青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて

  5月25日 晴れ

 チベットからネパール入国

 5:00 起床 7:15 ホテルの外のレストランへ。 8:15 バスに乗るも道路の両脇に車が駐車し通行できず。車の持ち主を電話で呼び出し移動してもらい 8:25 出発した。坂道をぐんぐんと下る。

 8:45 チェックポイント ここではバスから下車 現地ガイドが持参する登録済みの名簿順に整列、順番にパスポートをチェックされた。ゲートはドライバーが手で持ち上げてバスを通し、少し先に止めた。9:05 全員のチェックが完了してバスに乗り込み、国境を目指して走り出した。

 9:10 走り出してすぐ小さな土砂崩れに遭遇、SUVなどは通過できるが、このバスでは無理。ドライバーのほか現地ガイドや添乗員、ツアー客の数名も下りて岩石の除去を行った。

 昨夜半激しく雨が降っていたので、その影響だろう。その後も2ヵ所で同じような土砂崩れにであった。しばらくして崖路から川添いの道になる。川は激しい濁流となって流れていた。
 
   

 9:40 山間部には似つかわしくない巨大な建築物に到着した。中国・ネパールの国境にある中国側の建物だ。バスから降りる。すでに行列ができていて、その後ろに並ぶ。行列の横を中国の役人数名が一列に並んで進み整列、上司からの指示を受た後敬礼をして解散、建物内に入って行った。

 10:00 出国の手続き開始、スーツケースと手荷物のX線検査を受けて建物内に進む。2列に分かれて出国を終え、10:50 建物の外へ。そこではネパールからのドライバーの皆さんが既に待っていて、スーツケースを運んでくれた。

 ネパールに入国 ネパール時間は マイナス2時間15分 8時35分だ。

 8:45 非常にぬかるんだ悪路を歩いて、粗末な小屋の前に、そこがイミグレーションだった。パスポートへの入国スタンプは本人確認はなく、現地ガイドの ラジさんが全員分を預かりまとめておこなってきた。スーツケースは外の狭い場所で、小さなテーブルにのせる。全員オープン検査だった。荷物が多く整頓して詰めていた人は、改めて詰め直してからキーをかける羽目になっていた。

 9:25 4WD 5台に分乗して出発。いきなり非常な悪路、体が左右に振れ、この先が思いやられる。中国側の道路はラサから国境まで完全に舗装されていたし、イミグレーションの建物も大変立派。一方ネパールは極め付きの悪路、国境の建物や入国審査なども簡素。あまりもの経済格差を知るところとなった。

 9:45 軍の荷物検査、スーツケースを車から降ろしてチェックされた。走り出して2分またチェックでストップした。10:10 警察、その後も主体は分からないがチェックが何度も入った。

 13:50 レストランに到着 1号車は50分前に着いたとのことだった。ネパール料理が美味い。翌日のヒマラヤ山脈遊覧飛行予約のため希望者を募る。すでに経験した方などを除き6名が手を挙げた。

 14:40 カトマンズを目指して出発。今日は土曜日で高速道路が空いていると思われるので距離はあるが高速道路を走りますと現地ガイドのラジさん。それまでは悪路が続くそうな。

 カトマンズに近づくと大渋滞。まったく動かなくなった。先行していたドライバーと相談して悪路だが近い道を行こうとUターンして来た道を引き返し、途中から幹線道路を離れ、カトマンズ市街の中心をめざした。中心部も道路は舗装があったり未舗装道路だったり、車の往来も激しく渋滞にも遭遇した。

 カトマンズ市街に入ってから2時間が経過した 19:00 ホテル着 1号車は30分前に着いていたと。かつてネパール王族の狩場だった森の中にあり、この旅行中では良いホテルだった。19:45 レストランで夕食、バイキング料理に舌鼓をうった。

 添乗員土屋さんから明日のことについて詳しく話があった。まず遊覧飛行は8時発で現地ガイドが案内、続いてカトマンズ空港での搭乗手続きとスーツケース受け取りは羽田空港と指定すること、スーツケースに入れる荷物の注意事項、借りているイヤフォーンは広州空港の保安検査通過直後に添乗員に返却すること、などだった。

 21:00 部屋にもどり久しぶりにゆっくりとシャワーを浴びる。22:00 就寝。

青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて   おりおりの熟年生活(海外レンタカー旅行)