青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて

  5月23日 晴れ

 チョモランマ ベースキャンプ

 3:30 起床 4:30 朝食 5:10 集合するもTさんが忘れ物あり 5:25 出発 5:35 チェックポイント 全員下車してパスポートとの確認 5:45 走り出して左にカーブ 5:50 またチェックポイント 今度は車を調べたとのこと 九十九折れのカーブの上り坂を峠目指して走る。

 6:35 高度5,200mのギャウ・ラ(ギャウ峠)展望台に到着 バスが1台止まっていた。その後間をおかず数台のバスが上ってきた。まだ暗いが山らしきものは見える。7:10を過ぎて空が幾分明るくなり、チョモランマ、ローツェ、チューオューなど8,000mを越える山々が姿を見せ始めた。夜明け前の風景をカメラに収める。寒いが実に美しい風景だ。

 7:33 右の端に見えるチューオュー 8,201mの頂に朝日が射してきた。その1分後 チョモランマ 8,844mの尖った山頂に光が当たる。更に2分後チョモランマの左手稜線の中ほどのローチェ 8,516mが輝きだした。峠の位置の関係でいずれの高峰も赤くは焼けないが、朝の澄み渡った空気の中で、柔らかい太陽光線に輝いていた。

 双眼鏡を取り出した。チョモランマを見る。雪煙が左に噴出している。肉眼とは違い実にはっきりと見える。ローチェやチューオュー、左手のマカルーなども飽かずに眺めた。長く連なる8,000m級の白い山々、声を失う美しさだ。

 7:50 峠から少し下がった展望台に移動 シシャパンマ(8,000mを越える14座中 14番目の高さ 8,027m)も見える。いくら見ていても見飽きない。8:10 峠を離れる。九十九折れの山道を下っていく。カーブするたびに谷間からチョモランマが見え隠れしていた。

 9:15 ロンボク村の手前に到着 入山許可書の確認のチェック、環境保全のため 電気小型バスに乗り換え 9:45 ロンボク村に向かう。
       10:00 ロンボク村に到着 目の前にチョモランマの雄大な山容があった。本来のベースキャンプまでは入山料を支払った人だけが訪れることができる。一般の観光客はロンボク村から200mほどの場所までだが、ここもベースキャンプとは言っていた。

 ゆっくりと歩く。石碑があり、この先立ち入り禁止 高度は5,200mとなっていた。また左の写真の石碑では、、中国の測量でチョモランマの高度は8,844.43mと細かく記載されていた。

 チョモランマの雄大な姿をベースキャンプのいろいろな場所から撮影する。想像していたよりも近くに見え、存在感がある。ロンボク村に戻り丘を上がって家並みを入れて写す。気が付けば集合時間の 12:00だった。

 12:10 ヤクの毛のテント宿で昼食 うどんとミルクティー、現地ガイドのダジュンさんからパンと梨をどうぞと差し出された。ここでは椅子をベッドに宿泊もでき 50元だそうな。13:00 電気小型バスの乗り場へ。チョモランマの山頂は雲に隠れていた。13:15 電気小型バス乗車 13:30 乗り換え地点に着いた。

 13:40 バスは発車 草木の全くない赤茶けた山の急坂をを上る。荒涼とした風景だ。早朝暗闇の中上った道を再度通っているのだ。15:20 今朝写真撮影したギャウ・ラを止まることなく通過した。15:20 チェックポイント 下車。16:10 黄色、ピンク、紫などきれいな花が咲いていたので一時停止。16:50 ホテルに着いた。

 ホテル前の道路を挟んで、雲がかかっていたが チョモランマ、チューオュー、シシャパンマが見える。18:30 夕食 野菜炒めやトマト卵のスープなどとともに、ユーラシア旅行社名物のソーメンが出てきた。高度が高いため圧力釜で茹でたがニューメンのようと土屋さんはいったが、なかなか美味く皆さんできれいに片づけてしまった。

 19:30 部屋に戻る。疲れとりにコーヒーを入れ一服。パジャマに着替える。夕陽のチョモランマをみたかったが、雲がかかっているようなので、改めて着替えるのもと、外には出ず。ベッドには電気毛布が敷かれている。21:30 就寝 快適な眠りだった。

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