青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて

  5月18日 快晴

 ラサ (ポタラ宮 セラ寺 ノルブリンカ)

 5:15 起床 7:00 朝食 8:00 バスに乗車

 8:05 ポタラ宮前の交差点で下車(ポタラ宮の駐車場よりも入口まで近い) 8:15 ポタラ宮の前の歩道に着く。今日はチベット歴の3月15日 巡礼の日でお参りをする人が多く、道に五体投地をする人を何人か見かけた。8・15・30日は巡礼の日で、五体投地をしながらポタラ宮を4時間かかって一周するとのことだ。 8:40 入口に並ぶ。しばらくしてながーい行列が後ろに続いた。

 9:00 開門 手荷物と身体のX線検査を2回受け、事前申請をもとに当局が作成した名簿とひとりひとりの確認があって、やっと中庭に入る。最後のひとりは入場が認められず足止め。事前申請後キャンセルと追加者があり申請書を再提出しているが、先に提出した申請書で当局の名簿が作成されていたため。当局のミスと判明して 9:40 全員が中庭に集合できた。

 参道は360段の階段。ラサの高度は3,650m それに建物の高さ117m 富士山頂とほぼ同じ。 まだ高所に慣れていない体にはきつい。息を切らしながらゆっくりと、また立ち止まりながら上っていく。

 10:20 白宮前に。写真タイム。ここからは建物内に入る。10:40 現地ガイド ダジュンさんは入場を届ける。滞在時間は50分の制限。ダジュンさんの案内で説明を受けながら見どころを順序良く回った。11:25 建物から出てガイドは見学終了を届けていた。

 ラサの街が眼下に広がる。セラ寺、鳥葬の丘(現在 チベット人の80%が鳥葬とのこと)などが見渡せる。坂を下った広場では巡礼を終えたグループがあちこちで車座になって食事をしている。その先で劇が演じられ、大勢の人が取り囲んでいた。
   

 12:10 バス乗車 12:30 チベット料理の店に。名物のモモ(チベット風餃子)が大皿に盛られて運ばれてきた。13:15 食事を終え 13:35 スーパーマーケットへ。この先お土産の購入ができるところはないとのこと、店内を歩き回ったがこれといったものはなく、何も購入しなかった。14:00 何人かはチベットの缶ビールが土産とバスに戻ってきた。 

     14:20 セラ寺 日本の川口慧海が修業した寺だ。鼻の先を煤で黒くした子供が次々と通り過ぎる。バター灯明のローソクから発生する煤をぬっているそうな。13才までの子供が対象で、子供の守り神として魔除けを願っていると説明があった。

 突然大声が響き始めた。中庭で僧侶たちが問答修行をはじめたからだ。月曜日から土曜日までの15:00〜17:30、立っている僧侶が手を打ち鳴らしながら、座ってる大勢の僧侶に質問し、答えが間違えていたら手のひらを上に打つ。降参したら数珠が頭上で回される。明日は立場を交代するとのことだ。15:50 次の訪問先に向かう。

 16:10 ノルブリンカに到着、1740年代 ダライ・ラマ7世の時代に建設、完成後は夏の離宮として使用され政務が執り行われていた。1959年3月のチベット動乱でダライ・ラマ14世はここから脱出しインドに亡命している。

 2008年の北京オリンピックに合わせて整備された広い芝生、大勢の人々が車座になって話し合っており、また北チベットの遊牧民の踊りを楽しんでいるグループもあった。今回のツアーで唯一となった全員集合の写真を撮影。17:45 ノルブリンカを離れ 17:55 バスに乗った。散水車が水をまきながら通り過ぎる。

 18:05 中華料理の夕食 18:50 食事を終え 19:00 ホテル着 22:00 就寝

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