青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて

  5月15日 晴れのち曇り

  西寧(日月亭峠 青海湖)

 3:00 起床 3:50 集合 朝食の弁当を受け取る 4:00 バスに乗車 4:35 広州空港に到着 弁当の朝食を急いで済ませる。5:15 保安検査へ、厳重だ。男女別かつスーツケースは2回調べられ、また手荷物はバッテリーが入っていたので手で丁寧に確認された。5:55 バスで飛行機に移動 6:05 機内に入る。

 6:45 中国南方航空 CZ3249便は西寧に向けて出発 7:30 食事が配られたので2度目の朝食。地上の風景を眺めているうちに 10:00 西寧空港に到着した。スーツケースを引き上げてバスに向かう。

 10:30 バスに乗る。添乗員の土屋さんから 現地ガイドは チベット族の シャオさんと紹介、青海チベット鉄道のラサ到着まで案内すると説明があった。バスは西に向かい高速道路を走る。シャオさんは全員に白く長い布 カタ を肩の上にかけて歓迎してくださる。カタは必ず新しいもので、黄色はお坊さんや高貴な人に限るとの説明。

 広がっている畠が目に飛び込んできた。コメはできず大麦とのこと。道の両側は植林された斜面が続いていたが、まだ効果は少ないとの説明。また途中の丘の上にはスポーツの高地トレーニング場・体育基地があるとのことだった。11:55 ガソリンスタンドでトイレ休憩。

 10分の休憩後再出発、左右に雪山が見えてきた。12:30 日月山の駐車場に、ガイドは手続きをしてきますとバスを離れた。ガイドがバスに戻り峠に向かう。丘の左には日亭、右にも月亭が見える。高度は3,520m 歩くと少し息が切れる。
 
   日亭に登る。チベットの5色の祈祷旗 タルチョが強い風にはためいている。中の壁一面に色鮮やかな壁画が描かれていた。観光客目当てのヤクが所在なげに。約40分滞在後バスに戻る 13:40倒淌川(逆流する川)近くのホテル内レストランで昼食。チベット人経営の四川料理、美味いと好評だった。
   

 14:30 バスに戻る。15:30 青海湖畔に到着。大勢の人込みだ。元魚雷発射基地の石碑が立っている。青海湖は広く海に似ていることから、1965年から84年まで3千個の魚雷の発射実験が行われていたとのことだ。

 現地ガイドが手続きを済ませる。15:55 カート・バスに乗り乗船場に向かい7分ほどで到着し下車。広い湖で周辺には山や家並みなどの風景は何もない。16:20 乗客は全員船室に案内誘導される。汚れた窓ガラスを通して見えるのは靄のかかった水面だけだ。ただぼやーと外を眺めているうちに半島に着き 16:40 船から二郎剣に下りた。

 二郎剣の板敷きの遊歩道を歩く。途中トンバプンズの像(仲良し四兄弟 ゾウ サル ウサギ トリの像で、森で生活する老若男女が仲良く平和に暮らす様子を表現)などがあった。17:00 小さなバスに乗り 17:20 大きなバスに乗り継ぎ 17:45 バスから下車、徒歩で駐車場に向かう。平凡でつまらない観光地だった。18:05帰途につく。19:25 トイレ休憩。

 20:35 ホテル帰着 遅くなっているので、そのまま隣接するビルの裏口から入り、エレベーターでレストランに直行。羊や牛肉のしゃぶしゃぶの青海名物鍋料理、経営が回教徒とのことでアルコール類はなかった。22:05ホテルに入り、翌朝の予定を知らされて部屋に。23:30就寝。

青海チベット鉄道とエベレスト眺望、ヒマラヤ山脈を越えて   おりおりの熟年生活(海外レンタカー旅行)