シャル寺(シャルゴンパ)  
               
                           
               
               

 この日は地元の神様の誕生日とのことで参拝者が非常に多く人出は途切れることがなかった。華やかなエプロン?をしている女性は既婚者、目を引いたのは全員が同じように赤い靴を履いていることだった。いわれはあるそうで説明を聞いたのだがメモをせずにいて今となっては忘れてしまった。
 寺院は1087年創建、1329年の地震で大きな被害があった。1333年大規模な拡張工事が行われた際中国の元王朝が金品を支援し、中国から大工を集めた結果、漢民族の瑠璃瓦、レンガなどを使用した。

 このため本堂の1階はチベット様式、2階は中国・元代の様式で、屋根は緑色の瓦で高くした漢民族風になっている。 
     
 このため本堂の1階はチベット様式、2階は中国・元代の様式で、屋根は緑色の瓦で高くした漢民族風になっている。

 本堂内の壁画はすばらしい。宇宙を意味する曼陀羅が描かれていた。ご本尊は自然石の観音菩薩で、子供が悪い夢を見て夜泣きしないように祈る馬頭観音もあった。2階には16羅漢、3階には銀製の高僧の霊塔があった。

撮影日 2019.5.21
撮影地 シャル寺 チベット シガツェ 

青海チベット鉄道とエベレスト眺望 ヒマラヤ山脈を越えて