中国 武陵源 鳳凰古城の旅 2018年

  現地ガイドによる観光・ショッピングの行程・順序変更 まことに遺憾

 11月27日 中国に到着したツアー初日 張家界から武陵源に向かうバスの中で、現地ガイドから観光とショッピングの順序を大幅に変更するとの話があった。結果は下記のように大変不満なことになった。

 パンフレットや送られてきた「旅のしおり」では、武陵源観光は途中のショッピングも含め次のように11月28・29日の2日間(下記記載)および30日となっていた。

 28日 午前 百龍エレベーターで山頂へ。アバターのモデルとなった袁家界観光(1時間30分)、天子山自然保護区観光(1時間)、ロープウェイで下山、宝峰湖遊覧(30分)とショッピング(40分)。

 29日 索渓峪自然保護区(1時間30分)黄龍洞散策(15分) ショッピング(40分) トロッコで十里画廊観光(50分) 金鞭渓散策(1時間20分)  

 それが次のように変更するとの話(実際の観光順と時間を記載)

 28日 朝ロープウェイで山頂に、高速で326mの百龍エレベーターで一気に山頂に到達するのを楽しみにしていたのだが。午前は天子山自然保護区観光(1時間→50分)だけとなった。
 午前に予定されていた 映画アバターの世界 袁家界観光(1時間30分→50分)は昼食後にまわり、さらに29日午後予定の金鞭渓散策(1時間20分→50分)が加わって、観光の2ヵ所は時間が短縮となった。ショッピング(40分→1時間)は予定どうり訪れ、時間は20分も延びて終了した。

 29日 バスが発車してから、最初にショッピング(40分→1時間)に行きますと知らされ、朝の光の風景観光が後回しにされてしまった。しかも時間は予定よりも長くなった。 ショッピング後トロッコで十里画廊(50分→50分) 28日予定の宝峰湖遊覧(30分→30分) その後12月1日予定の砂絵博物館(50分→50分)が加わり 黄龍洞散策(15分→15分)を巡ってホテルに帰着した。

 観光最終日の12月1日に予定していた砂絵博物館(50分)が武陵源観光の2日間に加わったので、ツアーの目玉である武陵源観光の時間が削られてしまった。ショッピングのいくつかは予定時間よりも長くなり、さらに観光前の朝一番に訪れたりとショッピング優先が明白だった。

 さらに12月1日の観光中も不都合なことがあった。この日は鳳凰古城観光(3時間)とショッピング(40分)、さらにバスで張家界へ移動の途中砂絵博物館(29日に訪問済み)にご案内と「旅のしおり」に記載されていたのだが。

 鳳凰古城観光の途中で銀製品店(予定40分)に訪れたが、旅の参加者11名全員が店内を一巡して10分足らずで店外に。しかし現地ガイドが付近におらず、その後の散策予定が不明のため、店の前の道に置かれていたベンチに座り雑談。40分を過ぎてどこからともなく皆の前に姿を現したのだった。

 11月30日に訪れた 武陵源 張家界天門山・天門洞は冬季に閉鎖(この年は12月2日まで 3日から閉鎖)される。武陵源の観光は人気があり最盛期には乗り物に長い行列ができて時間がかかるそうだが、今回のツアーはシーズン最終時期でどの乗り物もスムーズに乗車できて時間の無駄は発生しなかった。

 それだけに現地ガイドが、何故行程を変更したのか不可解で遺憾なことだった。

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