東部・南部アフリカ絶景の旅

  5月31日 晴れ

 ボツワナ チョベ国立公園

 今日はザンビアのホテルから ボツワナ チョベ国立公園に行き日帰りの予定。

 4:30 起床 5:30 ホテルから徒歩で約15分 ビクトリアの滝遊歩道に着く。ゆっくりと散策、朝陽が滝を赤く染める。7:30 ホテルに戻る。

 8:00 ロビーに集合 チョベ国立公園に向けてバスで出発。9:10 ザンビア出国の手続き、たくさんのトラックが列をなして駐車している。ザンビアの主要輸出品 銅と綿花を積んでおり、国境越えは2ヵ月待ちとの話だった。

 引き続きボツワナ入国の手続き、イエローカードの提示も求められた。9:25 チョベ川をボートで渡る。ここからビクトリアの滝までは75km、川の中ほどが、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエ、ナミビアの4ヵ国の国境が接している地点との説明。

 ボツワナはビザが不要。ビクトリアの滝を観光した人がボツワナにも訪れるようにと。ただしチョベ国立公園入園料は200USドル(昼食、クルーズサファリ代込み)、ケニア アンボセリ国立公園の3日間で49USドルと比較するとかなりの高額だ。

 9:50 チョベ・マリーナ・ロッジに到着。ドアもフロントの窓もないオープンスタイルの四輪駆動車に乗り替え サファリはスタート。乾燥サバンナ地帯だが木々が生茂り、水草の見えるチョベ川が遥か彼方まで流れている。

 10:15 チョベ国立公園に、森林の中を進む。イボイノシシやリスなどの小動物、ハゲワシやサギなどの鳥類を見つける。いつの間にか道はチョベ川に沿って伸びている。川岸近くで顔を覗かせているカバの群れ。顏を出したり沈めたりとのんびりして気持ちがよさそう。

 樹木が途切れて象の群れを発見、川岸を子供連れで移動して行く。リバークルーズのボートが近くに接近して行くが、気にする様子もなく悠然と歩んでいる。川岸で水を飲んでいるインパラの群れ、木々の間を移動して行くインパラが見える。

 ナイルワニはそこここに。川の中や岸に上がり日光浴をして大きく口を開け鋭い歯を見せているワニ。その直ぐ前をナイルオオトカゲが横切っていく。ワニに襲われることもあるそうだが、何事も無く通り過ぎて行った。

 11:30 車は森林の中に向かう。単なる広場が休憩場所になっていた。トイレはなかったが、ドライバーがクーラーから冷えた飲み物を取り出し、どうぞとすすめてくれる。ワインもあったが、みなソフトドリンクに手を出していた。12:30 ロッジに戻り昼食。

 13:30 チョベ川のリバー・クルーズへ。ザンベジ川の支流チョベ川のサファリ。何頭もの象が川の中で水浴びしている。小象が2頭群れから離れ鼻を持ち上げて戯れているのか、喧嘩をしているのか。数十メートルの距離から眺める。

 川の中で水草をひたすら食べている1頭のバッファロー、背中を川からのぞかせているカバの群れ、背中を川の上に大きく出しているカバが2頭、仲良く並んで大きく口をあけていた。川岸の大きな枯れ木に長い鼻を巻きつけている象、何をしているのだろうか。木陰で1列に並んだ10頭あまりのインパラ、暑さを凌いでいるそうな。シマウマも数頭。

 水草の間に鳥類が群れをなしている。中州に一本の旗が掲げられている。ザンビアの国旗だ。ナミビア側の水深は深いが、ザンビア側の水深は浅いので、国境線を示している旗だそうな。

 15:30 マリーナロッジを出発。15:45 ボツワナ出国とザンビア再入国の手続きは、朝と同様ガイドが全員のパスポートを預かり手続きを済ませた。16:10 ザンビアに入り、17:10 ホテルに帰着した。

 バスを降りて、そのままビクトリアの滝に直行、夕陽を浴びる滝を観光した。18:20 部屋に戻り 18:40 夕食に。

 19:50 ルナ・レインボーを今一度眺めようと出かける。ゲートでひとり25USドルを払う。昨夜は宿泊料金に含まれていたが、2晩目は有料だった。しかし幻想的なルナ・レインボーを十分に堪能できて満足した。出掛けたのは3名だったからか、ガイドが同行してくれ、鑑賞中も留まり、帰りのゲート帰着まで一緒だった。

 21:10 部屋に入る。22:30 就寝。 

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