東部・南部アフリカ絶景の旅

  5月30日 晴れ

 ザンビア 
ビクトリアの滝 & ロイヤル・リビングストン・エクスプレス

 今日の予定は目白押しだ。朝空路ザンビアのビクトリアの滝へ、滝を遊歩道からとヘリで上空から観光。その後ロイヤル・リビングストン・エクスプレスに乗車してフルコースのディナーをいただき、夜はビクトリアの滝にかかるルナ・レインボー(月光が造る夜の虹)の鑑賞と盛りだくさん。

 3:15 起床 ロビーに下りてチェックアウトをしたら確認書を手渡され、朝食の弁当を受けとる。4:40 ホテルの出口でチェックアウト確認書を渡してバスへ移動、 ナイロビ ジョン・ケニヤッタ空港に向かい、5:00到着。持参の弁当を広げる。

 空港ではセキュリティ検査が非常に厳しかった。まず空港入り口、次は搭乗手続き前、さらにどの空港でも行っているセキュリティ通過時、搭乗時は事前にパスポートで確認後搭乗券にスタンプが押された。

 6:50 バスで飛行機に、7:25 飛び立った。窓から外を眺めていると独立峰とはっきり分かるキリマンジャロとンゴロンゴロのクレーターがきれいに見えた。8:35 機内食が運ばれたので、たいらげる。

 ビクトリアの滝の高く吹き上げている水煙が見えてほどない 9:40(ケニア・タンザニア時間 10:40) ザンビア リビングストン空港に到着した。空港で、ザンビアとジンバブエ入国に必要なビザを取得、ひとり50USドル。

 バスで2連泊するアバニ・ビクトリアフォールズ・ホテルに向う。ロビーの隅でスーツケースを開けて、レインウエア―を取り出し着用後集合場所へ。11:00 バスでザンビア側のビクトリアの滝に。遊歩道から轟音をたて膨大な量の水を流れ落とし、大きな水煙を上げているビクトリアの滝を驚きをもって眺める。

 滝から飛んでくる豪雨のような激しいシャワーにずぶ濡れになりながら、かかっている鉄橋を渡る。車がゆっくりと行き交っているビクトリア・フォールズ大橋を見て、レインボー・フォールズの展望台へ。美しい虹がかかっていた。この間にカメラが不調に、バッテリーと通信が出来ませんと表示され、使用できなくなった。

 折り返しは上の遊歩道をとおり、アップ・ストリームの展望台へ、川から水が流れ落ちている。陽射しが強くずぶ濡れだったレインウエア―がすっかり乾いた。

 バスに戻りホテルへ、ホテル敷地内でシマウマやキリンに出会う。レインウエア―を脱いでほっと一息をつく。12:20 昼食、チェックインが終わり部屋に案内される。使用不能のカメラを片づけ、予備に持参したカメラを取り出した。

 14:30 ビクトリアの滝を上空から楽しむツアー参加者がロビーに集合。1回に搭乗するのは4名、飛行時間は15分程度。

 飛び立って直ぐ滝の上空に。幅の広い滝で水煙は勢いよく上っているが、流れ落ちる滝は水煙が邪魔して全体の半分程度しか姿を見せてくれない。旋回に連れて虹のかかる場所が移動して行く。15:30 ホテルに戻る。

 16:00 再集合 16:20 ロイヤル・リビングストン・エクスプレス。豪華な造りの車両を通り過ぎて、最後尾の展望車に座る。ウエルカム・ドリンクとスナックが運ばれる。若い日本人らしい女性がふたりやってきた。会話が弾む。タンザニアに来て8ヵ月の海外青年協力隊員とのことだった。ここは初めてで楽しみにしていると。

 蒸気機関車に牽引(後ろ向きでしたが)された列車はゆっくりと進行。バフトカ渓谷の滝が見える位置で写真ストップ。17:50 ザンビアとジンバブエの国境 ビクトリア大橋で停車。

 列車から橋の上に下りて、壮大なビクトリアの滝を眺め、蒸気機関車やダイニング・カーなどを撮影する。18:20 列車は再びザンビアに戻りはじめる。

 乗客は全員ダイニング・カーに席を移す。ザ・ロイヤル・リビングストン・ホテルが受け持つクラシカルなフルコースのディナーを味わい、アフリカ産のワインを所望する。会話が弾み、豪華な車内でのどかな時間を優雅に楽しんだ。少し慌ただしくなったが19:45 列車を離れる。ベストタイミングでルナ・レインボーを鑑賞のために。

 20:10 ビクトリアの滝、ルナ・レインボーが見られるポイントに到着。既に何名かの人がいて写真撮影の三脚を立てる場所がない。低くみなさんの前に屈みこむ。足は引き出せないが三脚はたてることができ、幻想的なルナ・レインボーの撮影は成功した。

 20:50 滝を立ち去り 21:00 ホテル帰着 長い1日が終わった。2200 就寝。
 

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