東部・南部アフリカ絶景の旅

  5月29日 晴れ

 ケニア アンボセリ国立公園

 今日はアンボセリ国立公園を早朝サファリをしながら通過して、ケニアの首都ナイロビに向かう。


 5:00 起床 キリマンジャロの朝焼けを見る。滞在中の3日間はきれいに晴れあがって美しい姿を見せてくれた。ロッジのスタッフによると、珍しいとのこと。6:30 急いで朝食を済ませる。

 7:00 3台のジープに分乗してロッジを出発、ドライブサファリを楽しみながら公園のゲートに向かう。20分ほど走ったところでキリマンジャロを背にした象の大群に遭遇、40〜50頭はいたらしい。アンボセリには1,000頭を越える象が確認されているとの説明だ。

 ドライバーがライオンが寝そべっていると車を停める。指さす方向を双眼鏡で見つめる。それらしき動物の姿は見つけたが、ライオンかどうかははっきりとは分からない。ドライバーの視力には改めて驚かされた。

 両親に挟まれた小さな赤ちゃん象をはじめ群れの象は次から次へと列をなして、前の車と40m離れた我々の車との間をゆっくりと通り過ぎる。道を横切り終えた象はまた群れとなって、静かに広い草原の中をどこへともなく過ぎ去っていった。

 象が多いことが原因で公園内の沙漠化が進んでいる、他方公園の湿原化も進んでいて問題になっているとの話だ。通過する湿原地帯には数種類の水鳥が餌を啄ばみ、空高く飛びったっていく群れにも出会う。

 湿原が外れに近づいたとき、湿原の上を歩いてくる2頭のカバに出会う。カバの全身を見られるとは珍しい。道端にサバンナヒヒの親子が佇み、こちらを見つめて微動だにせず、落ち着いてシャッターを押した。シマウマやインパラなども見られたが、もう誰も関心を示さなかった。

 8:55 公園ゲートに到着、トイレ休憩をしてアンボセリ国立公園を離れた。しばらく走った時背の高い樹木の中にキリンがゆっくりと歩んできた。3頭いる。

 そのまま進んでくればキリマンジャロが背景になると、ジープを停めてもらう。背の低い木が邪魔だ、車を2m前にとお願い、見送ってくれるかのようにキリンの顔がこちらを向いた一瞬にシャッターを切った。最後のキリマンジャロとの2ショット。

 何日かぶりで未舗装道路から舗装道路へ、ジープのスピードが上がる。10:00 エマリの土産物屋でトイレ休憩 10:20 再び猛烈なスピードで走り出した。

 12:30 ケニアの首都ナイロビのパナリ・ホテルに到着、ホテル入り口で空港並みのセキュリティチェックを受けチェックインを済ませる。13:40 昼食に向かう。遠くに高く聳えるビル群が見える。ナイロビのビジネスセンター街とのこと。

 左手には小さいが国立公園、右手には空港。明日搭乗のリビングストン行き航空機はこの空港とは別で15分ほど離れていると現地案内から説明があった。

 ローカル・レストラン カーニバルでアフリカBQQのランチ、ワニやダチョウなど豊富な肉が運ばれてくる。食べたい肉は切り分けてくれるが、胃にもたれるので、いくつかはパスした。

 食後ジラフ・センター出掛けた人もいたが、私たちはホテルに戻る。15:00 部屋に入り、久しぶりにゆっくりと湯船に浸かった。19:30 夕食 21:00就寝。
 

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