東部・南部アフリカ絶景の旅

  5月28日 快晴

 
アンボセリ国立公園&マサイ村

 今日は早朝と夕方はアンボセリ国立公園でのサファリ、昼はマサイ村を訪れる。

 5:00 このツアーのパンフレットに、ロッジの敷地内からキリマンジャロが見えると書かれていた。6:00 どこから見えるのか宿泊したロッジの前にでて、近くにいたスタッフに訊ねる。この道を50mほどの
ところから左にと教えてもらう。カメラをセットして朝焼けの撮影準備をして待機。6:25 勇壮・秀麗なキリマンジャロの山頂、白い雪が美しく染まっていった。

 7:30 3台の車に分乗してロッジを出発。雲ひとつなく、キリマンジャロが眼前に聳えている絶好のサファリ日和りだ。

 梢のさきにとまっているサンショクウミワシを始め、ダチョウの群れなど様々な鳥類が目に飛び込んでくる。雨期にのみ出現するアンボセリ湖にフラミンゴの大きな群れがあちこちに。ゆっくりと近づく。ウガンダの国鳥カンムリズルは2羽の子供を連れた家族で、草むらの中を動き回っている

 遠くに移動して行く象の群れが見える。遥か遠くに小さな竜巻が見える、この後も時々発生、ここは乾燥地帯と実感する。9:35 展望台 オブザベーション・ヒルに到着。トイレの側をゆっくりと歩む象の大群。キリマンジャロを背負った光景に急いでカメラのシャッターを切った。たちまちのうちに、象の姿はキリマンジャロから離れていく。

 我々のサファリ・カーの横を子供を連れた20頭ほどの象が悠然と通り過ぎる。車を降りていた我々から直ぐの至近距離、声をたてず静かに全員がカメラやスマホを向けていた。その後展望台に上り、秀麗なキリマンジャロと雄大な草原をバックに全員記念写真におさまった。

 11:30 ロッジ近くのキタンベ村のマサイ族を訪問。マサイ青年の歓迎のダンス、火おこしのデモなどの後1軒の家を訪問、中に入り薄暗がりの台所や寝床などを見せてもらう。女性が手芸品などを売っているマーケットを通り、小学校の授業風景や少し離れた広場で子供たちがサッカーに興じている様子などを見学した。

 12:45 ロッジに戻り 昼食 その後シエスタ・タイム、少しまどろむ。

 16:30 夕方のサファリへ。シマウマ、ガゼル、インパラ、ヌー、ジャッカルなど多くの動物に出会う。夕日に照らされて体がピンクに染まった像の群れの写真を1枚写したら、突然サファリ・カーが猛烈なスピードで走り出した。

 前方にサファリ・カーが何台も止まっている。大物がいるのだろうと期待。既に停車している車の後に停車。伸びあがるようにして覗くとチーターが寝転んでいる。よく見ると、側にも2頭、合計3頭だ。

 ドライバーがゆっくりと車を動かし停車中の車の隙間に滑り込んでくれる。チーターの寝姿が正面に見えた。道から僅か10mほどか。日が落ちて暗くなる。見えなくなるぎりぎりのタイミング、本当についていた。

 18:45 ロッジに帰着 19:30 夕食 突然にぎやかな音楽と楽器をもった大勢の人、大きなケーキを持った人もいて、グループに向ってくる。何事が起ったのか。Sさんの誕生日のお祝いに旅行会社からの贈り物だった。

 20:40 部屋に戻り、星空撮影の準備。今夜はキリマンジャロの上に輝く星の光跡を写そうと外にでた。満月前の月明かりの空にいくつもの星が輝いている。22:30撮影終了。23:30 就寝。 

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