東部・南部アフリカ絶景の旅

  5月27日 小雨のち晴れ

 タンザニア ンゴロンゴロ自然保護区


 今日はンゴロンゴロ自然保護区でサファリの後ケニア・アンボセリ国立公園に向かう。

 4:3
0 起床 昨夜は部屋の窓からンゴロンゴロクレーターの素晴らしい全貌が望めたが、この時間はまだ日の出前で何も見えない。集合場所で朝食の弁当を受けとる。

 6:00 3台のジープに分乗してサファリに出発。ロッジはクレーターの外縁部にあり高度は2,300m、ロッジから500m降りてクレーターの内部に向かう。クレーターでは限られた道の走行に限定されているそうだ。

 クレーターに入りほろほろ鳥を見つけてちょっと停車、写真を撮る。その後車を走らせて直ぐ 本日のメインターゲット百獣の王ライオンに遭遇。1匹の可愛い幼いライオン。近くで子ライオン5匹と母ライオン3匹がじゃれ合いながらゆっくりと歩む光景を観察。

  腰を低くして貧相な姿のブチハイエナ、大きなヌー、一瞬見えた激レアなカルカル(小型の肉食獣)、何度も見かけたトムソンガゼル、草むらの中に潜み獲物をねらうライオン、最後にイボイノシシ。

 トサカの美しいカンムリツル、水辺のトキイロコウ、真っ白な体のペリカン、ダチョウなど次から次に現れる生き物に声は出せないが興奮した。

 7:10 我々4名が乗っているジープが湿地帯に車輪がはまり動きが取れなくなった。ドライバーは焦っているが車輪は空回りするだけ。8:00 4名は他の2台に移乗してサファリ・ドライブを続けることになった。(救援を頼み夕刻トラブルから抜けたと聞いた)

 8:30 ヒポプールで持参の弁当を広げる。カバが目をだし、時々息継ぎをする。9:00 サファリ再開。遠くに豆粒ほどにしか見えないクロサイ(双眼鏡でやっと判別)。しばらく走ると黄色い花(アスピア・モッサムビケンシス)が斜面いっぱいに広がる風景に変わる。その中で2頭の象が向き合っている。その先にはシマウマも。絵画の風景のようだ。

 11:30 ンゴロンゴロのゲートに到着。再びアル―シャの町を通り、郊外のサンダウンカーニバルでアフリカンBQQ。長い串に刺したいろいろな動物の丸焼きの肉を、目の前で切り分けて熱い鉄板にのせてくれる。量が非常に多い。美味いが肉はいささか固い。

 16:20 タンザニアとケニアの国境の町 ナマンガに到着。長い列に並んでタンザニアの出国手続き。黄熱病のイエローカードの提示を求められる。続いて隣の窓口でケニアへの入国手続き。

 17:10 ケニアに入国 ケニアの迎えの車は中型のバスだ。アンボセリ国立公園の手前でキリンに出会う。明日からのサファリは期待できそうだ。18:20 アンボセリ国立公園のゲートに到着。

 19:25 キボ・サファリ・キャンプ着。大自然のキャンプに宿泊は初めて。中はどのようになっているのかな。スーツケースを運んでくれたスタッフが、テントの開閉について実演してくれる。念のため自分でやるから待ってといって、やってみたが少々苦労、2回目からはコツが分かり簡単に出来るようになった。20:00 夕食 21:20 食事終わる。

 キャンプに戻り、カメラをセット。満月前の月光が煌々と空を照らしているが、星は輝いていると撮影開始。23:00 撮影終了。シャワーを浴びて直ぐに就寝。 

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