士 林 夜 市  
               
                           
               
               

 士林夜市は雑然としていたが大賑わいだった。ガイドの案内で「士林市場」と大きく表示された入り口に着いた。

 目の前のビルは、1階がゲームやお土産、雑貨などの屋台が中心。地下1階には食べ物の店が連なっていて座って食べられるので、ホッと一息つけますよとの説明だった。

 集合はこの場所に戻ってくださいと告げられて解散。ぶらぶらと歩き出した。

 早速地下に下りる。広い、店の前にいろいろな食べ物が並んでいる。料理をしている人の威勢の良い呼びかけの声。立ち止まって料理を眺めている人の脇をすり抜ける。

 テーブルは満席、子供も多い。喋る声が騒々しい。これで話が通じるのかな。言葉に表せない匂いが鼻につく。夕食を済ませているから今は満腹、料理が並んでいるがただ眺めただけだった。ひとわたり巡って地上に出た。

 狭い通りに店が連なり通行人でごった返している。スクーターが行儀よく整頓されて駐車。彼方まで続いていて何台あるのだろう。屋台で焼いている食べ物を注文している女性に出会う。声をかけて写真を撮らせてもらった。

 再びビル1階へ。雑多なお店があって中を覗いて回る。時々声がかかる。子供たちの遊戯施設もある。小さな子供がこの時間にもかかわらず遊びに興じていた。
 その光景を見て、私が小学生のころ両親に連れられ、神社の祭礼に行って金魚すくいなどを楽しんだことを想い出した。

 集合場所に戻る。腰かけている女性に話しかけた。若い人だったが簡単な会話はOK、笑顔を見せて写真撮影に応じてくれた。。

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