忠 烈 祠  
               
                           
               
               

 忠烈祠の衛兵交代式を見学した。毎時交代しているそうで10時40分ごろに到着、まだ人はまばらだったが数分後には何台もの観光バスが来て混雑し、立哨中の衛兵を入れた写真撮影は順番待ちになってしまった。

 交代式が始めるまでしばらく広い敷地内を散策、衛兵の前に立ち何かをしている関係者のような人、良くみると立哨している衛兵の顔を拭いている。立哨中は微動だにしないそうだから、流れる汗でも拭いたのだろうか。敷石に薄茶色の真っ直ぐに伸びた線がある。交代する衛兵が毎回歩いて残している足跡だろう。

 11時交代式がスタート。5名の衛兵がきびきびとした動作で足音を鳴らしながら前方に進んで行く。

 観衆もその動きに連れて後を追い移動して行く。左胸に赤く白抜きで表示された「空軍儀隊」のマークが誇らしげだ。きりりとしまった顔、眉ひとつ動かさず、瞬きもしていないように見える。
     

       大殿に着いて階段を上ると左右に衛兵が微動だにせず立哨中。

 その2人が互いに向かいあい、ビシッと敬礼。その後、2人は台座を降り列に入る。列にもともといた別の2人が今度は台座に立ち敬礼。

 交代して立哨する衛兵の、任務に向き合った真剣だが無表情な顔が印象的だ。

 交代した衛兵達の5名は復路に。階段を下り正面の門に向って歩んでいく。最後は整列をして、一列に並び建物の中に入っていった。

 国民革命忠烈祠は、中華民国台北市中山区剣潭山にある、辛亥革命を始めとする中華民国建国および革命、中国大陸での日中戦争などにおいて戦没した英霊を祀る祠で、中華民国国防部の管轄下にある。Wikipedia


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