グランド・ティートン国立公園  
               
                           
               
               

 アメリカの国立公園で一番美しいと言われるグランド・ティートン国立公園。これで3度目の訪問になるが、今回も素敵で楽しい時間を過ごすことができた。

 早朝シュワパッカーズ・ロードを川岸まで下り、日の出を待つ。手や耳が冷える。早朝の冷気で空気は澄みわたっている。流れの穏やかな川面にティートン山が映る。風がそよと吹きさざ波がたち山が揺れる。陽が昇り山頂が幾分赤く染まる。

 ビーバーが作ったダムに向かう、鏡のような静かな水面に赤いティートン山がくっきりと映り、息を呑むような風景だ。陽が昇りティートン観光の第一幕は終了した。ドーナンズで朝食、外のテーブルは私と家内のふたりだけ、このすばらしい景色を堪能、贅沢な時間だった。

 続いてアンテロープ・フラット・ロードに向かう。映画「シェーン」の撮影に使われた場所だ。広大な草原とポツンと建つ小さな小屋、背景の山との調和が魅力的だ。

 バイソンの群れが道路に向って歩んできた。悠々と道路を横断、草原の中に入り草を食む。巨体にもかかわらず、一心不乱のその姿はかわいらしくもあった。

 自転車専用道路をさっそうと走り抜けていく若者。清冽な空気の中を楽しげに会話をしている。声が弾んでいて、こちらまでウキウキした気持ちになる。

 トランスフィギュレーション礼拝堂、草原の中に立つ丸太で作られた素朴で小さな建物だ。十字架の向こうにティートンが。中は暗く窓枠が額縁のよう。一幅の絵画になっている。

 夜、ティートン山の上に輝く北斗七星を見た。上弦に近い月明かりだったが、澄み渡った空に煌めく星々が美しく、飽きることもなく空を眺めていた。

 翌日は天候が思わしくなかった。20年前に訪れたときの印象が強いスネーク・リバー・オーバールックに。木々が大きく成長していて川のカーブの見え方が少なくなり、ちょっと残念な思いがした。

 オックスボー・ベンド・オーバールック、靄がかかり、水面が揺れ動き


撮影日 2017.8.26〜8.27
撮影地 アメリカ グランド・ティートン国立公園 

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