イエローストーン グランドティートン レンタカー旅行

第1日 2017.8.18 曇り後晴

シカゴ

 シカゴ・オヘア国際空港の入国審査、込み合った長い行列に並ぶ。前に日本人らしきおふたりに話しかけた。皆既日食観測だけが目的で、観測地のナッシュビルに直行します。過去5回皆既日食観測に出かけ、3勝2敗ですと。

 手荷物受取所で機内に預けたスーツケースを受取り税関申告を通って到着ロビーに。空港に隣接して今夜宿泊のヒルトンホテルがあり、徒歩で向かう。 9:05 今夜宿泊のチェックインを済ませスーツケースやリックを預ける。

 シカゴでの観光の目的地 Willis Tower(旧シアーズ・タワー)への行き方を教えてもらう。 9:45 ホテルを出て地下鉄ブルーラインへ。チケットを購入して車両が長く連なった列車の前方の車両に乗り込む。乗客は私たちふたりだけだ。

 9:55 空港駅を出発してシカゴ中心部に向かった。 10:45 ジャクソン駅で降りる。地上に出て歩いてきた人に Willis Tower はどこかと尋ねた。4ブロック先の右に立っている高いビルと教えてくれた。ぶらぶらとしながら歩きはじめた。

 旧シアーズタワーには33年前 ディナーを食べながら夜景を眺めた想い出のビルだ。今回は Willis Tower の地上412mにあるビルから突き出た全面ガラス張りのバルコニー状のスカイデッキ The Ledge の上に乗り、地上を見下ろしたいと訪れることにしていた。

 11:05 スカイデッキ入り口との表示をみてビルに入る。人であふれかえっている。大変な人気のようだ。行列に並び持ち物検査を受けて 11:35 やっとチケット売り場に着いた。入場料はひとり23ドル。Fast Pass はひとり49ドル。急ぐのではないからと23ドルの入場券を購入した。

 また行列だ。11:45 シアターに。バルコニー建設などの歴史についての動画が15分。終わってまたまた行列、12:20 エレベーターに乗ってやっと展望台にたどり着いた。ビル到着後1時間15分もかかっている。

 展望台を一回りしてシカゴ市内の高層ビル群やミシガン湖の景色を眺めた。道路を走行している車がミニチュアのように見える。


 スカイデッキは4ヵ所ある。3ヵ所は3列に並び、1ヵ所は1列に並んでいる。いずれも大勢の人が群れている。見ていると1列のデッキは進行が非常に遅い。デッキの上に乗り400m下の景色を眺めるのが目的だから、同時に3名・グループと一緒でもかまわないと、3列のところに並んだ。

 数名の若者のグループが多い。ガラスで出来たスカイデッキの上で下をのぞきこんだり、寝転んだり、飛び跳ねたり。それをカメラで写真に写したり。自分のスマホを渡して撮ってもらったり。少々時間をとっているが、皆さん同じようなことをするので、まだ行列中の人びとも笑顔で終わるのを待っていた。

 私たちの順番がきた。ひとりずつスカイデッキに上がった。400m下の道路を覗きこんだがまったく怖さがない。誰も怖がっていなかったから、何となく恐怖心がなくなっているのだろうか。それぞれ数枚の写真も写した。面白い経験ではあった。

 13:20 展望台を離れ、ビルの外に。何げなく道路標識を見あげたら、ヒストリック・ルート66と表示されていた。ルート66はシカゴからロサンゼルスまでの幹線道路だった。何年前になるだろうかアメリカのテレビ番組をNHKが放映していた。。

 物語は若者ふたりがルート66をドライブしながら途中で遭遇する出来事を描いていた。アメリカの生活がしのばれ、あこがれて見入ったものだった。ルート66の途中の道は2回訪れているが、今回は始点のシカゴの道に偶然出会っていた。

 14:00 地下鉄に乗車、14:40 空港駅に帰着。ホテルのカウンターで部屋の準備ができたと鍵を渡してくれた。管制塔と飛行機の発着が見える部屋だった。荷物を置いた後空港にでかけた。

 出発ロビーでANAのカウンターを見つけた。日本行の搭乗手続きはこの場所とのこと。国際線は別のターミナルと思い込んでいたが、あやまりだった。このことを知っていたので、17日後の帰国時トラブルに遭遇したが、予定の日どりで飛行機に乗ることができ、ほっとした次第。

 16:30 ホテルに戻る。早いのだが夕食を済ませよう、飛行機の中で少し食べ過ぎたので、軽めでOKとカフェに入りバーガーを注文。運ばれて来たのは大きなバーガーで軽めの食事とはいえなかった。

 18:00 部屋に戻る。飛行機の発着が頻繁だ。その様子を漠然と見てしばらく楽しんだ。19:30就寝


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61才からはじめた海外レンタカー旅行