アイスランド セリャランスフォス  
               
                       
               

 セリャランスフォスは一見普通の滝だ。落差は65mだが、幅が広いとか水量が多いとかでもなく、これといった特色があるようには見えないのだ。

 駐車場からの遊歩道を人々は一列になって反時計回りに歩いているので、その後ろについていった。滝に近づくと数mほどの僅かな上り坂になっている。水しぶきがこのあたりまで飛んできて石ころが濡れて大変滑りやすい。注意しながら前進。

 左カーブをしたら滝が横にある。飛沫が激しくなり雨具をつけるようにとの注意書きの意味が理解できた。

 さらに進むと滝の裏側を歩いてる。ちょっと変わった体験ができる。なるほど平凡に見える滝だが、人気がある理由が分かった。落下するカーテンのような水から透けて、少し前までいて、この滝を眺めた辺りの風景が見える。

 水しぶきが激しいので、写真撮影はレンズに付着した水滴を拭きながらだったが、カメラを構えたら時を移さず水滴が付くのには全く困惑した。

撮影日 2016.6.11
撮影地 アイスランド セリャランスフォス