アイスランド ルピナスの花  
               
                           
               
               

 アイスランドの6月はルピナスの花が咲いていると旅の計画中に知って、出会いを楽しみに滞在初日がスタートした。。レンタカーの運転を始めて直ぐ道沿いに紫の花を見つけた。その後アイスランドを一周したが、北部を除きいたるところで見ることができた。

 広く咲いている大群落の場所に何ヵ所か出会った。まだ成長途中で花が短く何年か後には楽しみな所もあったが、現時点で特に印象に残る見応えのある場所があった。

 ひとつはスコーガフォスから1号線を東へ2.5kmの地点からの3km。道の両側がびっしりと紫の花で埋め尽くされてた。遠くにはミールダルスヨークトル氷河が見えて美しい絵画を見ているように思えた。道の脇に小さなスペースが点在していて、適当な場所で駐車が可能だった。

 いま1ヵ所は60号線を南へ向かう途中、長さ6kmのトンネルを抜け、舗装道路から未舗装道路に入って直ぐだった。雪の白い模様が残る山々に素敵な景色だと見とれていたら、道の両側できれいに咲き誇るルピナスの中を走っていた。

 山道でカーブがあり車を止められる場所がないかとしばらく行くと、山の上から60号線に合流する道に出くわした。この道を通る車はめったにないだろうと、右折して駐車。本当に見事な大群落で、辺りを歩いたが山腹を埋め尽くすルピナスと前方に見える景色に、アイスランドのまだ紹介はされていないが、新しい景勝地だと思えた。

 ルピナスは持ち込まれた外来種で、雑草のような扱いを受けているそうな。しかし今となっては除去できるとは思えないから、6月にアイスランドを訪れる人を楽しませる観光の目玉になると思えた。

撮影日 2016.6
撮影地 アイスランド 各地

おりおりの熟年生活(アイスランド・レンタカー旅行)