アイスランド・レンタカー旅行

第6日 2016.6.13(月) 小雨後曇り一時晴れ

オーライヴィ 〜 ヴァトナヨークトル氷河 〜  エイイルススタジル

 4:30起床 5:00 1号線を東にヴァトナヨークトルの氷舌フィヤットルスアゥルロンに向かう。宿から27kmの地点で標識、左折する。工事が行われている様子で土木機械がでんと鎮座している。駐車スペースは広い。

 僅かな坂を上がると氷山がたくさん浮かんだ氷河湖が見えた。数枚写真を撮り、湖畔に下りる。誰もいない静かな湖に氷山が写りこんでいる。カモの親子ものんびりと泳いでいる。素敵な情景に気分良し。湖畔を歩き回る。天候が悪くて氷河がはっきりと見えない。晴天なら氷河と最高峰のクヴァアンナダールスフニュークルが湖面に映し出されるそうだ。さぞかしすてきな風景だろうといささか残念。6:45車に戻った。

 7:10 ホテルに帰着 7:30 朝食 8:45 みたび1号線を西に戻りスカフッタトルの飛行場に向かう。パイロットは、この天気では飛べないと。楽しみにしていたアクティビティだったが、諦めざるをえなかった。

 9:30 ビジターセンターに。何度訪れたのかな。トイレと給油を済ませる。これでセンターとは最後のお別れだと10:201号線を東に走り出した。

 10:40車が数台止まっている砂利の原っぱがあった。車が止まっているから何かあるだろうと、小高い丘を上ると目の前に素晴らしい氷河湖とぽっかりと浮かんでいるたくさんの氷山が目に飛び込んだ。ヴァトナヨークトルの氷舌ヨークルスアゥルロンで本当に絶景、すてきな景勝地だ。

 数名の人と行き違える。皆なにこやかな顔をしている。この素敵な景色を見ていると、つまらないことはどこかに飛んでしまう。曇天だが氷山は青く輝き、水面に映りこんでいる。三脚を立てて、一ヵ所から動かないカメラマンがいる。立派な作品ができることだろう。

 11:50車を発進、数分でボート乗り場に着いた。そこから眺める風景もすばらしい。ボートに乗る予定だったが、外人が列をなしていたし、湖上からの眺めも湖畔から見た景色とそれほど変わらないだろうと乗船は見送った。カフェでパンや飲み物を購入して昼食を済ませた。12:45当地を離れて、さらに東に向かった。

 13:45左手に氷河が3つ見える。しばらく走っているとヴァトナヨークトルの氷舌フラゥアヨークトルとの標識があった。行ってみようと左折、未舗装道路を走る。氷河は見え隠れする、本当にこの道で行きつくのだろうかと心配になってきた。

 15分ほど走って 14:05 僅かなスペースとトイレがあったので車を止めた。目の前に吊り橋がかかっている。溶岩がいっぱいの道、前方には常に氷河が見えていて、だんだんと近づいてくる。15分ほど進んだら氷河の直ぐ前に到着した。ただ氷河との間に極く狭い水たまりがあって、氷河そのものに触れることはできなった。

 家内は氷河はアラスカやノルウェーなどでいくつも見てきたし。見たところ特に変わったところもなさそうだと車に残っている。あまりゆっくりしてもと、早めに引き返した。15:05車に戻り着き、旅の続きを再開した。

 海岸沿いを走っていた 16:00青空が見え、太陽の光が射してきた。咲いているルピナスが実に鮮やかで輝きを放っている。曇り空とは様変わりのすてきな風景がひろがった。

 17:00 海岸沿いを離れ未舗装の山岳道路になる。きつい坂道で左手は断崖になっている。すれ違いがやっと。対向車が来ると幾分広いスペースを見つけて、どちらかの車が止まる。手まねきされた方の車がスピードを落として通過した。

 途中姿の美しい滝や水量が多く豪快に一気に流れ落ちる滝などがあったが、車を止めるスペースは全くなく、写真を撮ることはできなかった。坂道を上りきると平坦な場所にでた。周りは雪が残る山々の絶景だ。車を止めて暖かいコーヒーを味わった。未舗装道路は25kmほどだったろうか。

 18:10 今夜の宿 ゲストハウス・エイイルススタジルに着いた。レストランを予約する。20:00なら席を準備できます。メニューからラムを選んだ。レストランに行くと一つ目の部屋はフランス人のグループで席が全て埋まっている。その奥にディナールームがあり、テーブルは一番奥のひとつだけあいていた。

 食事はおいしく家内と今日の行程を振り返って楽しい会話がはずんだ。部屋に戻り窓から湖を眺めた。 22:00就寝

本日の走行距離 405km  累計走行距離 1,311km


おりおりの熟年生活(アイスランド・レンタカー旅行)