アイスランド・レンタカー旅行

第4日 2016.6.11(土) 曇り時々雨

ディルホゥラエイ 〜 スカフタフェットル 〜 ホーフ

 5:00起床 外に出る。風が冷たい。黒い雲が空の半分を覆っているが、淡く太陽の光が射している。旧館の裏手に回ると氷河が見える。食事に向かう。昨夜食後部屋に戻るときは1台だった特大の観光バスが5台、中型のバスが1台駐車していた。随分遅く到着したのだろう。

 7:00朝食会場に。広い室内はたくさんのテーブルがあり満席。声高な話し声が飛び交いまことに騒々しい。食事を終えて部屋に戻るとき、2台のバスはすでに人が乗り荷物の詰め込みが終わろうとしているところだった。

 8:00チェックアウト 昨日通過した滝を見ようと1号線を西に進む。途中スコガフォス手前のルピナスの大群落で車を止める。氷河を背景にして広大な紫のカーペットを写真におさめる。走ってきた車の3台に1台はところどころにあるスペースに車を止めてカメラを構えていた。大群落はスコゥガフォスから東に2.5km地点から3km続く絶景だ。

 右前方にスコゥガフォスが見える。1号線を離れて 8:50滝に到着。緑の敷地に色とりどりのテントが張られている。テントの前に日本人のような若い女性、こんにちはと声をかけた。こんにちはと返事が。東京に住むY.Nさんで友人3名で旅行中とのこと。しばらく話をして滝に向った。

 正面から眺めて後、上の展望台につながる小路があったので上りはじめる。途中から横にそれる細い道、滝の中ほどで、滝の流れ落ちる様子が見られた。展望台からは流れてくる川と滝口から奔流となって落ちていく水の様子が身近に見られた。9:30 滝を離れた。

 再び1号線に戻り西に進む。10:05 次の目的地 セリャランスフォスに着く。滝の姿や水量は平凡だが、この滝の特色は滝の裏側を歩くと、流れ落ちる水カーテンの先の風景が透けて見えることだ。人気も高く大勢の人が来ていた。

 雨のような水しぶきが飛んでくるから、レインウエアを着込み足元に注意しながら滝の裏からの風景を眺めてきた。10:40駐車場から発進した。

 11:05 N1のガスステーションがあったので、給油。丁度隣で給油中の人がいたので、セルフ給油の方法を教えてもらった。その後異なる方法もあったが、ここで教えてもらった方法の応用で給油ができ、無人のスタンドでも安心だった。スタンドの位置は地図にマークがあるが、無人の場合や有人でも時間外はセルフでの給油だったから。

 再び1号線を東に走る。たまに建っている家の屋根が赤い。青草と黄色い花の牧場地、のんびりとしていてスイスのように牧歌的だ。12:00ルピナスに囲まれたスペースで車を止めて昼食とした。

 12:50デイルホゥライエルに。風の強さに吹き飛ばされそうになる。ごつごつした岩の上を歩いて穴のあいた断崖の岬が見える位置へ。13:20次の目的地へ向かった。14:30コーヒー・ブレイク ここでもルピナスの風景が広がっていた。

 途中黒々とした溶岩台地を通過、さらにスケイザルアゥルサンドゥルの砂原の中を通る。

 1号線を走っていると右手に遊覧飛行と記した幟が見えた。15:50 飛行場の中の事務所に到着。今日は天候が悪くフライトは出来ない。明日の天気予報では15:00以降なら可能性ありとのことだったので予約を済ませた。

 16:05飛行場とは反対、1号線の左手にある道に入りスカフタフェットル・ビジターセンターに立ち寄った。ここは有人で国立公園内の案内地図がもらえ、氷河と滝について説明してくれた。明日の行動予定に大変役立った。スタンドがあったので給油を済ませる。

 1号線に戻る。道はしばらく南に向かう。走り出してほどなくルピナスの群生が。背後のスヴィーナフィヨットルスヨークトル氷河が主役の花を引き立てている。

 17:00 今夜の宿 ホーフ1ホテルに到着。キーとWi-Fiのパスワードを受けとる。部屋は狭くデスクもない。貴重品をどこに置こうかと思案した。設備面はともかくこの付近ではスカフタフェットル国立公園にも宿泊施設はない。公園にも近いし、この先の氷河にも近い。ロケーション的にはベストな所で、その意味では満足している。

 19:00夕食。アイスランドでは鱈の料理がお勧めときいている。今夜は鱈の料理を注文、美味い乾いた喉に地元産のビールGUllが良くあう。

 小高い丘の中腹に建つホテルから1号線と海が見え、1台の車が通り過ぎていく。少し距離が離れているからだろう、ゆっくりと走っているように見えた。

 21:30就寝

本日の走行距離 337km  累計走行距離 818km


おりおりの熟年生活(アイスランド・レンタカー旅行)