アイスランド・レンタカー旅行

第3日 2016.6.10(金) 曇り後雨

ヴェトリル 〜 ゴールデン・サークル 〜 ディルホゥライエイ

 5:00 起床、付近を散策する。数匹の馬が朝の食事に余念がない。牧歌的なのんびりとした風景が広がっている。給油をしておこうと数百m戻り無人のガソリン・スタンドへ。取扱い方は現地の言葉で記載されているのみ。いろいろと試してみたが給油はできず。

 7:00朝食、女性に取り扱い方を訊ねた。その方向に行くのなら、ここから10分ほどで有人のスタンドがあると教えてくれた。丁寧で感じの良い応対だった。

 8:15ホテル発 1号線を東に進み 8:30ガソリン・スタンドに着く。店内でスタンドの番号を伝えて給油。

 1号線から35号線へ、北東方向に走り20kmあまり。この付近の右手に、幻想的な死火山のクレーター ケリズ火口湖がある筈なのだが。深緑色の水面、赤褐色の灰と溶岩の内壁のコントラストがすてきとのことで期待している。しかしとうとう見つからず。後の予定もあるし、ミヴァートンで火口湖を訪れるからと、諦めて引き返した。

 35号線を戻り右折して36号線に、この付近の道路わきにルピナスが咲いている。車を降りてルピナスと36号線の道路標識を入れて写真を撮った。走り出してしばらくすると左手に大きな湖が広がっていた。

 361号線の標識を見て左折、10:00シンクヴェトリル国立公園のP4駐車場に到着した。割れ目に澄んだ水がたまりコインが投げ込まれている。前方に聳えるような崖が立ちはだかっている。その上に一列に並んで大勢の人がいた。あそこはインフォメーションがあり、全体を俯瞰できる展望台だろう。

 361号線を少し戻る。P5駐車場に、また異なった景観が広がっている。トイレが有ったので利用した。36号線に戻り前進。さきほど眺めた高所の駐車場 ハキーズに車を入れた。

 展望台に向かう。シンクヴェトリルの壮大な景観が一望だ。その後板敷きの遊歩道を下っていく。割れ目が広い。ところどころに遊歩道があり、狭い割れ目 ギャウを歩くこともできた。地球の活動に圧倒される思いだ。

 土産物店とトイレがあった。このトイレは有料 ひとり100クローネとなっていた。利用してみようとコインを入れた。しっかり確認しなかったがクレジット・カードが使用できるようだった。12:00シンクヴェトリルを離れる。駐車場の外の道路わきに何十台もの車の列ができていた。

 12:30湖を前に昼食のため停車。牧草地が広がり青草の中の黄色い花、馬がわき目もふらず食事中。晴れておればすてきな風景だろうな。13:00食事を済ませる。

 36号線、365号線、再び35号線となって北東に車を走らせる。13:25 ゲイシールに到着。駐車場に車があふれている、なんとかあいている場所を見つけた。間欠泉の吹き上がる様子を何度か見て、周辺の温泉も見てまわった。14:40ゲイシールを発つ。

 14:55 グトルフォス 上の駐車場に車を入れ、展望台へ。豪快な滝を俯瞰する。そのパワーの激しさに圧倒される。下の駐車場にまわり、滝の側に行く。しぶきでぬれた道が滑りやすい。16:05グトルフォスを離れた。

 35号線を戻り左折して31号線に、羊が草を食んでいる。牧場がどこまでも続いていて北海道のような景色だ。30号線から1号線に進む。左手の風景は映画ジュラシックパーク撮影地のようだねと家内とハワイ旅行の想い出を語った。

 今夜の宿までまだ距離がある。セリャランスフォスとスコゥガフォスは明日訪れようと先を急ぐ。スコゥガフォスから2.5km、ルピナスの大群落が道路の左右に広がっている。すてきな風景だ。車を止められるスペースもある。写真は明日にして、とりあえず宿を目指した。

 18:45 ホテル・デルホゥラエイに着いた。鍵を受け取り建物の前に車を止める。外階段を上がり2階へ。中の廊下は薄暗い。電灯のスイッチを探したが見つからず。裸の電気コードがむき出しで工事中のようだ。1階に下りる。大きな部屋があるが雑然としている。やっと部屋だ。

 ホテルの背後に氷河が見えるとなっているが、建物の後ろは土手だ。斜面を平らにして建築したのだろう。

 19:00 食事は従来の建物で。この建物の背景には氷河が見えた。レストランは私たち夫婦だけ。しばらくして特大の観光バスが到着、そのままレストランに入ってきて大声が飛び交うにぎやかさとなった。

 翌朝表に出て眼下の海岸を眺めたが、なんと駐車場には特大観光バスが5台、中型バスが1台止まっていた。朝食時の騒がしさにあきれてしまった。

 
20:40部屋に戻る。22:10就寝。

本日の走行距離 332km  累計走行距離 481km

おりおりの熟年生活(アイスランド・レンタカー旅行)