アイスランド・レンタカー旅行

第2日 2016.6.9(木) 曇り時々雨

ケプラヴィーク 〜 ブルー・ラグーン 〜 ヴェトリル

 5:20起床 6:20朝食 ビュッフェで種類は豊富、食べ過ぎないよう料理をとり、最後は果物とコーヒーで終えた。出かけようと鍵をかけながら廊下の先を見たらドア、ノブを回すとそのまま外にでられた。昨夜の重い荷物を引いての2階経由はせずに済んだ。外からは施錠されているから、昨夜は2階経由になったのか。

 7:30 タクシーが来た。ホテルに料金支払をと云ったら片道だけですと。往復空港送迎が条件で予約したと伝えたら、チケットを運転手に渡していた。空港に向かう途中の道の両側、昨夜は気づかなかったがルピナスの花が咲いている。今が見ごろの咲き方で美しい。

 7:40ケプラヴィーク空港に着き、直ちにレンタカー会社の窓口へ。諸手続きを終えてキーを受け取り。差し出されたナビはガーミン、確認したら日本語にも対応している。私が持参したナビもガーミンだが、万一のことも考えてダッシュボードに入れて持って行くことにした。

 駐車場で車に初対面。車種は 
SUZUKI GRAND VITRA 4WD SUV だ。各種操作を確認。ライトも全て異常なし。

 8:45 空港を出発した。44号線から425号線へ。荒涼とした殺伐な景色だが、道の両側で帯のようにルピナスが咲いている。鳥も時々飛んでくる。

 9:30 ハプニールから5kmほど南下 アルファギャウ地溝帯に着いた。雨が降りしきる中傘をさして岩の上を歩く。橋の手前に説明があった。ここは大陸の割れ目で、歩いてきたのはヨーロッパ、橋の向こうはアメリカ、2大陸を歩いて横断できる珍しい場所だった。

 橋を渡り岩から下りて2つの崖、すなわち2大陸を見上げる。岩の断崖だ。。2つの大陸を地上で見られることに不思議さを覚えた。

 車に戻る。電子キーを操作するがドアがあかない。キーを取り出し手でドアを開ける。電子キーでエンジンをかける。始動しない。電池が切れているようだ。車の点検は十分かと不安がよぎった。

 車を走らせて直ぐ、車が止まり海岸に向かう人が見えた。海食崖ハプナルベルグがあり国内でも屈指の海鳥のコロニーがあると説明を受けていたが、雨が降っているし、鳥の楽園・ラゥトラビヤルグでの楽しみがあると通過した。

 カーブに差しかかった右手に高く蒸気を吹き上げている高熱地溝帯グンヌクヴェルが見えたが、遠くから眺めるだけで通り過ごした。愉しみにしているブルー・ラグーンがこの後に控えているからと先を急ぐことにして。この付近はこの旅のいたる所で見られた景色で、黄緑色の苔で覆われた荒涼とした風景だ。

 10:35 ブルー・ラグーンに着いた。溶岩に囲まれた板敷きの通路を歩いて受付に。予約は12:00なのだがバウチャーを見せたらOKと。バスタオルを借りたいと申し出たところ、グレーのものが渡された。代金を訊くと無料とのことだった。事前予約は有料、おそらく真っ白なバスタオルを受け取っている人がいたので、そちらは有料のものだろう。

 ラグーンの中に入り移動しながら温泉を楽しむ。12:00ラグーンから上がり、シャワーを浴びる。着替えをしていたらスマホをコンクリートの上に落とした。拾い上げて操作をしたら、液晶にトップ画面は現れるがスクロールが出来ない。これでは使用不能だ。以後家内のスマホが頼りとなった。

 12:30 ビュッフェ形式のレストランに。すしがあったので取り出した。まずまずの味だった。13:30ラグーン発。427号線から42号線に向かう。

 14:30 クリスヴィークで最も有名な地熱地帯 セルトゥーンに到着。霧雨が降る中板張りの遊歩道を歩き一回りした。卵の腐ったような刺激臭が鼻につくが、色鮮やかで変化に富んだ光景は印象的だ。

 1号線に入ると殺伐とした景色から緑が豊富な風景に一変した。クーヴェラゲルジを通り過ぎて間もなく 16:15今夜の宿 エコホテル エルドヘスタールに到着した。部屋に入りシャワーを浴びた後ベッドに転がりしばらくの時間昼寝で過ごした。

 このホテルはホースファーム。目覚めて外をぼやーと見ていたら騎乗した一群が牧草の中を散策中。この後食事をしていたら別のグループで同じ光景が見られた。このホテルはアイスランドで最初にエコホテルに認定されている。

 19:00 夕食 ビュッフェ形式だが種類は豊富、メインの料理は鮭と豚を選んだ。実に美味い。受付もレストランもスタッフは皆な親切だ。宿泊ホテルとしてお勧めできる。ただしテレビや時計はなくシャワーだが。

 21:30 就寝  本日の走行距離 149km


おりおりの熟年生活(アイスランド・レンタカー旅行)