リッチフィールド国立公園  
               
                           
               
               

 リッチフィールド国立公園は多くの滝が有り、滝壺では大勢の老若男女が水遊びを楽しんでいて、地元では人気の日帰りスポットになっているとのことだった。また高さ5mを越えるアリ塚(風景に掲載)をはじめ他の地域では見られなかった大きなアリ塚や平べたいアリ塚などの見どころもあった。

 最初に訪れたのは階段状の地形に落差のほとんどない滝が連続していて、見た目には川の流れのようだったブリー・ロックホール。滝の中に腰を下ろして談笑している人々。その横の岩の上で飲み物を飲んでいる家族のようなグループ。実に楽しそうだった。

 下流には深緑色の水をため、大きく丸いプールのような場所がある。少し深さがあるのだろうか。時々水しぶきを上げて泳ぐ若者がいる。中年の女性もゆっくりと平泳ぎをして岸に着き、赤茶けた岩のに上がって飲み物を口にしていた。

 地元では一番人気があるとのフローレンス・フォールズ。駐車場から緑の木々にかこまれた遊歩道を歩いて高台の展望台に。対岸の眼下に、ふたつの水量の豊富な滝が流れ落ち、大きな滝壺が見えた。中では泳いでいる人や水遊びをしている多くの人、何人かは滝に打たれている。

 幾つかのグループが大きなクーラーや食料を持って滝に向かっていく。階段があったので数えてみると60段でベンチがあり、さらに75段降りてやっと滝壺に着いた。きれいな水の中では数えきれないほどの人たち。小さな子供も大勢だった。

 滝はふたつ。左の滝は到着地点から飛び石伝いで望むことができたが、右の滝は水の中に入らないと見えず。カメラの前に女性が立ち止まったので、声をかけ写真を撮らせてもらった。

 次の滝はトルマー・フォールズ(風景アラカルトに掲載) 細く美しい姿で虹が出来ていたが、展望台から眺めるだけで滝壺に行くことは出来ないのだった。

 ワンギ・フォールズ 滝は細く水量はこれまで訪れた滝よりも少ないのだが、滝壺は一番大きかった。岸近くでは中年の数グループが水浴びをしながら笑顔で談笑している。岩場からは何人もの若者が次々と滝めがけてジャンプしている(下段右から2枚目の写真 ジャンプの瞬間が写っています) ジャンプする岩場の高さは10mをはるかに越えていると思えた。

 旅行の前はカカドゥ国立公園とバングルバングルしか知らなかったが、リッチフィールド国立公園で北オーストラリアの新しい魅力を見出した。

撮影日 2015.9.19
撮影地 リッチフィールド国立公園 オーストラリア 

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