セロ・トーレ&フィッツロイ  
               
                           
               
               

 カラファテからエル・チャルテンまでパンアメリカン・ハイウエイ(南米のウシュアイアから北米のアラスカまで)を走る。

 アルヘンティナ湖からレオナロードハウスでトイレ休憩。ロードハウスを後にしたバスはビエドマ湖に沿って進む。小高い場所に駐車。対岸にビエドマ氷河が見える(ウプサラ氷河を抜き現在は国立公園で一番大きな氷河)

 ビエドマ湖の水は氷河が削ったミネラルで薄緑色に見えた。
 

 バスの左の窓の遠くにフィッツロイ山とセロ・トーレが姿を見せてきた。バスを止める適当な場所で写真タイムを撮りますと停車。未舗装の旧道の向こうに聳えている風景を撮った。何年か前まではこの悪路だ。今ツアーで訪れるのは道路が整備されたお蔭と感謝した。

 エル・チャルテンの町を見下ろし、背景にフィッツロイが見える展望台からもすてきな景色を堪能。町ではハイキングガイドが待ち受けていた。

 セロ・トーレ展望台へのハイキングに出発。緩やかな上り下りを繰り返し次第に高度を上げていく。緑の葉がきれいな南極ブナの森の中を通り抜けていく。

 まだ紅葉の時期には早いとのことだったが、一部の木は僅かだが紅葉している。全山が紅葉しているときの美しさを想像して、かなわぬ願いだと思いながらも一度は見たいと考えていた。

 セロ・トーレ展望台に到着。天気快晴、セロ・トーレなどアンデス山脈の山々が見える。雲一つない青空。セロ・トーレの尖峰、その左にはセロ・アプラスと白く大きなグランデ氷河。軽い疲れは吹き飛んでしまう。

 このすばらしい景色を前に持参のハイキングランチをひろげる。澄み渡った空気がさらに美味しさを加えてくれた。帰途休憩中に記念写真を撮ってもらう。

 翌日早朝、赤く焼けるフィッツロイ山を写そうと町はずれまで行ったが、赤焼けは出現せず。夜明け前の町灯りと僅かな月明かりに浮かぶフィッツロイ山を写せただけとなった。


撮影日 2014.2.24〜2.25

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)