パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第17日 3月8日

月の谷(ラパス郊外)〜リマ
 

 6:00 起床 7:15 朝食に 血中酸素濃度測定 93、妻は 83。心配することはないが、月の谷は上り下りがあり、息が切れるからと妻は不参加を決める。

 9:00 バスで月の谷に向かう。ガイドはプロのケーナ奏者、日本人で8ヵ月前に来たとのこと。要領を得た説明で大変分かり易かった。ラパスの土地は、砂 砂利 粘土でできていて崩れやすく、まだ崩れたままの場所があるとの話だ。

 9:40 月の谷。頭の上に小さな帽子をちょこっと載せた女性に会い、写真を撮らせてもらう。半地下の階段をとおり、月の谷に出た。日本ではないであろう景色が広がっている。

 月の谷は崩れやすい土壌が風などの浸食をうけてつくりだされた奇景だ。薄いグレーの尖塔のようなものが、円柱状になって無数に聳えている。ちょっと触れただけでぱらぱらと落ちる。

 出口近くまで来たらケーナの音が聞こえてきた。ケーナを並べて売っている。ガイドの Oさんがとりあげて一曲聞かせてくれる。その後売り人が身をひるがえして尖塔を素早く上りケーナを演奏してくれた。

 ぐるりを見渡せる高台からは、ゴルフ場や住宅が見える。確かに珍しい景色だが、ちょっとそぐわない感じ。ブライスキャニオン(アメリカ)に似ているが、印象は異なる。11:15 バスに乗車。

 11:55 昼食 ボリビア料理のバイキング。食事が終わるころフォルクローレの演奏が始まった。ダンサーが4名で踊りを披露してくれる。収穫の踊りやこの地のワルツとかと説明が着いた。コンドルは飛んで行く が聴こえてきた。まだ途中で後ろ髪ひかれる思いで 13:25 この店を後にした。

 13:55 ラパス国際空港に到着。ボリビアの通貨が残っている。残った金額に合わせてピンを2個選び 65ボリビアーノを支払い。

 スーツケースは成田受取りで預けられた。リマとアトランタでのピックアップは不要。保安検査場に入る。長い行列。手荷物は全員開けられている。厳しい検査で時間がかかる。マレーシア航空機の行方不明があったので、一段と慎重になっているようだ。

 16:30 飛行機はリマへ向かって飛びたった。約1時間後窓から外を見る。雲は多いが雪山が見える。アンデス山脈だろうか。

 旅の観光地訪問は終わった。飛行機の出発時刻 16:30は 日本時間 9日5:30 成田到着は 10日夕方の予定長い道のりだ。

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)