パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第16日 3月7日

ウユニ塩湖〜ラパス観光
 

 4:10 起床 昨夜高山病対策の薬 ダイアモックスを飲み忘れた。今のところ異常はないから、このまま飲まずに様子を見ることにしよう。出発準備をして部屋を出る。 5:25 ロビーに準備されていたクッキーなどを食べる。5:45 ホテルを出発。

 6:20 空港に到着。出発ロビーは日本人のグループが幾つか。日本語がそこらから聞こえる。

 添乗員から飛行機は満席で座席の変更はできません。グループでウユニ塩湖の見える窓側が2席あります。抽選で座席を決めたいと思いますと、皆さんにはかる。

 注目の窓側席、1席目は誕生日祝いの Iさん。残る1席は最後に残った籤で、妻が引いた。私にくれたので、2席の結果は誕生日のふたりとなった。

 7:20 アマゾナス高空301便の機内に、座席は左の窓際。7:35 飛行機は飛び立った。直ぐにウユニ塩湖が見えてくる。手前に水があり、川のように長くのびている。その先は広くそれ自体が湖のようだ。結構水はあったようだ。

 8:20 ラパス空港に到着。9:00 バスに乗りラパス観光に向かう。ガイドの女性は40年在住の日本人、でも未だに坂道では息がきれる。ゆっくり歩くようにとの注意。

 9:10 パチャママ展望台 ラパスの家並みと高いビル群が下に見える。大きなすり鉢状になっていて、ビルなどの中心部が底の辺りに固まっている。日本とは逆で富裕層は低いところに住み、空気の薄い高いところは一般人の住居だそうな。

 こげ茶の屋根と白い壁の家がぎっしりと建っている。下の街から展望台にロープウェイ、人の乗っていない赤色のゴンドラが動いている。大統領の政策で建設が終わり試運転中で4月1日開通とのことだ。

 9:25 市街観光へ、バスは坂道を下りる。マイクがないので説明が聞き取れない。街歩きの後はバスを交換しますと。道は車がぎっしり。車の間をぬって人が渡って行く。

 10:10 ハエン通りでバスを降りる。家の壁がカラフルで坂道はカーブしている。つい何枚も写真を写した。真っ赤な制服を着た小学生たちに出会う。白い服の先生の許しを得て写真を撮らせてもらう。

 坂を降り切った突き当りに ママニママニのギャラリー。愛知万博でボリビア館に絵画が展示されたそうな。しばらく館内でそれらの絵画を鑑賞する。

 10:50 ムリーリョ広場に。ラパスの政治中枢の場所で、国会議事堂、大統領官邸、カテドラルなどがある。広場の真ん中は一段高く、ボリビア独立の英雄ムリーリョの銅像が鳩に囲まれていた。

 11:20 キリキリ展望台に。すり鉢状の町が360度見渡せる。明日行く 月の谷はあの方向ですと指さして説明があった。

 12:10 ニュー東京、赤いブーゲンビリアが満開の庭をとおり、明るくしゃれた雰囲気の店内に。 
 料理が運ばれてきた。和えもの、煮物、煮魚、てんぷら、久しぶりの日本料理に舌ずつみを打つ
食後のデザートはお餅の入ったぜんざい。ほどよい甘さ。

 食欲減退の妻にはお粥との組み合わせ。体力を回復したようだ。
 

 13:25 昼食を終えバスに。今年はチョコレートの原料が不作で、8月まで製造しないそうです。チョコレートを購入予定の人は、ホテル到着後買に出かけましょうとの話。

 14:20 ホテル到着 のんびりしようと散策は不参加と伝えて部屋に入る。不都合の有無を確認に来た添乗員は、ここはNHKが受信できますと。早速テレビをつける。歌舞伎を放送中。その後ニュースが流れてきた。バスタブに浸かり、25分ほどの午睡をとった。

 19:30 最上階のレストランで夕食。窓の外の夜景がきれいだ。今夜が夜の食事は最後、すてきな旅であったことに感謝し、日本帰国まで無事であるようにと祈って乾杯した。話が弾んだが、2時間余り経過してお開きとなった。

 22:30 就寝。

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)