パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第15日 3月6日

ウユニ塩湖
 

 6:30 塩のホテル・クリスタルサマナで起床 血中酸素濃度測定 87 大丈夫高山病の心配はない。7:30 朝食 高山病対策のダイアモックスを飲む。朝食後 15分ほど先のモニュメントまで散歩した方がいらしゃったが、私は不参加。

 10:05 3台の4WDに分乗。スーツケースも積み込む。ウユニ塩湖の塩のホテルには2泊するが、2泊目は別のホテルになっている。昼の弁当が出来ていないので、4WD 1台は弁当を積んで後から追いかけてくることになった。

 10:20 コルチャニ村に到着。塩の精製をしている粗末な工場を見学。操業は乾季で今は、塩の出来るまでの説明だけ受ける。出来上がった塩を小袋に詰め、ガスバーナーで封をする所は実演があった。屋台が何軒かあり、買い物を楽しんだ方もおられた。

 10:55 弁当を積んだ車も着いた。4台の4WDに分乗。11:05 今夜の宿 ルナサラダにチェックイン。荷物を下ろす。部屋は奥のスイートだった。

 11:25 ホテルを出て塩湖に入る。11:35 車は停車。ここは塩の目ですと。塩の塊りの下には水の流れがあり、圧力を逃がすためできた穴から、冷水が湧き出しているとのことだった。

 12:00 ウユニ塩湖野真ん中にある塩のホテル プラヤブランカに。環境問題もあるが現在増築中とのことだ。何枚かの写真を撮る。12:25 塩湖の奥を目指す。

 真っ白で彼方まで見渡せる広い塩湖の中をひたすら走る。12:40 周辺に何もない塩湖の真ん中でストップ。トリック写真を撮って大いにはしゃぐ。塩湖の表面は六角形の大きな模様が無数につながっている。13:00 次を目指し車に乗る。

 13:35 インカワシ島に着いた。昨年は水が多く5月まで訪れることができなかったとのこと。

 ドライバーたちがランチの準備。食後再びトリック写真を撮りあった。塩湖には33の島があるけれども、住人がいるのは、この島だけ。島には2家族住んでいるそうな。広い塩湖を行き交う人の目印や宿場だとのこと。

 何十台かの4WDが止まっている。トヨタのランドクルーザーとレクサスだけだった。この地での信頼度がわかる。

 15:00 高度差300mのインカワシへの登頂開始。ゆっくりと上って行くが息は切れる。サボテンが沢山生えている。小さく点のような4WDが塩湖の上を走行していく。

 15:30 山頂に立つ。高度3,965m。360度の展望だ。遠くの山が低く見える。真っ白な塩湖が彼方まで。地平線が丸い。16:00 下山開始。16:30 麓に帰り着いた。ホテルに帰るのは4時間ほど後と聞かされトイレに行く。

 17:00 車は走り出した。私たち夫婦と添乗員が1台の車に乗車。水はドライバーが見つけてくれました。雨期のすばらしい光景が楽しめますと、うれしい話が聞けた。

 17:25 薄く水の張った場所でストップ。直ぐに長くつに履き替えて、塩湖の上に立つ。

 快晴の天候。空はどこまでも青く、白い雲がいっそう引き立つ。水の深さは3cmほど。浅くもなく深くもない適度な深さ。風も吹かず、さざ波も立たない。歩いたときに波紋が出来るだけだ。雨期のウユニ塩湖最高の条件が揃っている。

 写真を夢中になって撮る。空と塩湖が彼方で一体となって、一幅の絵のようだ。ドライバーたちが飲み物とスナックを用意してくれる。卒業旅行中の学生たちに声をかけ、ジャンプなどの写真も撮った。

 18:45 太陽が水平線に接触した。日の入りだ。白かった雲がオレンジ色に染まって行く。水が黄金色に変化する。この時間の美しい景色に我を忘れる。

 空が群青色になり、星が輝きだした。天頂には天の川が流れている。明るい星は塩湖に映っている。遠くで雷が何度も光る。ここは快晴、運が良い。星空観測と撮影を十分堪能できた。

 20:10 4WDに乗車 真っ暗で目印もない道を走る。ナビもない。ドライバーは何を頼りに運転しているのかな。

 20:45 ホテル帰着 20:50 レストランで夕食 22:00 食事を終る。23:00 就寝。

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)