パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第14日 3月5日

スクレ〜ポトシ〜ウユニ塩湖
 

 5:30 起床 夜中に低い鐘の音が聞こえた 6:00 ホテルの屋上に行く。薄明かりにカテドラルの時計塔が浮かび、灯りに淡く照らされている。穏やかな朝が明ける。6:30 時計を照らしていた灯りが消える。静かな音が流れてきた。7:00 朝食。日本で処方してもらった高山病対策の薬 ダイアモックス半錠を飲む。

 バスはホテルの前に来ているが、ガイドが来ない。カーニバルの影響でタクシーがつかまらなかったとのこと。8:10 僅かに遅れてホテルを出発した。

 街中を離れ峠にかかる。灌木の中にすくっと立ったスワロサボテンが点在している。後から来る車が次々とバスを追い抜いて行く。かなりのスピードだ。9:30 ミジャーレス村でトイレ休憩。ひなびた村だがトイレは水洗、チップをおいた。

 バスは気息奄々と長い坂を上る。スピードは出ない。昔はロバで行き来した道だそうな。9:50 旧道脇に車を止める。写真ストップと。

 10:20 高度4,020mの レティーロ峠でも写真ストップ。白い花が足もとから遠くまで一面に咲いている。シルベストレスと説明があった。

 ポトシの町中に入ったところで車が長蛇の列をなしている。クラクションを鳴らしたりする車もあったが、一向に前進せず。町の中心部を通る鉄道の踏切が列車にふさがれているためだった。列車はバック、踏切をバスが通過するときに見えたのは、踏切の手前に止まっている機関車だった。

 11月10日広場でバスを下り、徒歩でレストランへ。12:30 昼食 ガイドが伝えたとかで 3度目の誕生祝いのケーキが運ばれた。

 
13:45 街中へ。ポトシの観光。標高 4,090m しかも上り坂だ。いつものような速度で歩くと息が切れる。ずらっりと並ぶ屋台。歩道からあふれるような人・ひと。人混みを分けて歩くのも大変だ。

 車も多い。殆ど前後左右とも間隔をあけずに運転している。とてもじゃないが、ここでの運転は全く無理だ。

 サンロレンソ教会を見上げる。カメラの電池が切れたが、いつも持ち歩く予備電池は持参していない。バスを降りるときに気がつかなかった。少し頭の回転がわるくなっているのだろう。

 11月10日広場 サンフランシスコ教会などを見た後 14:40 旧国立造幣局に。植民地時代はこの地の銀鉱山を水銀で精錬し、通貨を製造してスペインに送ったと言われているとの説明。博物館の展示品も見てまわった。

 15:15 歩くのは大変とタクシーでバスが止まっているブースへ移動。町は雑然、混沌、活気、ごみごみ。何と言ったらよいのだろう。赤い岩肌があちこちで目に入り印象的だ。世界遺産の大きなマークが道の真ん中にたっていた。

 ポトシを離れる。広い牧場が続く。無数のリャマと羊が草を食んでいる。17:55 小さな村の外れで、幟をたて、楽器を鳴らした一群に出会う。バスにスプレーがかけられる。窓はそのため汚れてしまった。

 バスの中で添乗員から伝えられた。3日前にウユニ塩湖に行った同じ会社の添乗員からの情報として、ひと月前は膝まであったウユニの水が、この1ヵ月間降雨がなく、太陽に照らされて蒸発。今のウユニ塩湖は乾季の状態と。

 18:45 太陽は山の端にかかる。19:05 ウユニ塩湖が初めて見える峠でストップ。夕日に赤く染まるウユニ塩湖が遠望できる。一条の帯のようにのびている。あそこには水がある。探せば雨期のウユニ塩湖に出会えるかもと期待が高まる。

 19:30 ウユニ村に到着。この先は4WDでないと走られない。バスから迎えの4台に分乗。20:20 今夜の宿泊はウユニ塩湖 塩のホテル クリスタルサマナ。食事は 21:00までとのこと 急いでレストランに。

 20:35 リャマのステーキが運ばれてきた。生まれてはじめて口にしたのだが美味い。レストランには日本人が30名ほど、外国人は5名。雨期は日本人、乾季は外人に人気ときいているが、そのとおりのようだ。食後ダイアモックスを半錠飲んだ。

 21:30 部屋に。少し寒い。暖房のスイッチを押すが暖かくなってこない。夏季は暖房していないとの連絡があった。幾分疲れたのだろう、妻は食事すすまず。

 今日はちょっと疲れた。さっとシャワーを浴びて 22:40 就寝。

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)