パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第8日 2月27日

プエルトナタレス〜プンタアレナス観光
 

 5:00 起床 6:30 朝食 7:30 ホテル発

 プエルトナタレスは太平洋に繋がるフィヨルドで、ウルティマ・エスペランサ湾に面している。どんよりと曇ったフィヨルドが今日の天候を予報していた。添乗員から、1万年前に絶滅したとされる動物ミロドン(オオナマケモノ)の骨がと皮が、この付近で見つかったと。

 付近は焼畑でできた牧場。その中に一群の南極ブナが点在。単調な風景が続く。8:05突然バスが止まる。ハタの木があるので写しましょうと。。南極ブナがパタゴニアの強風によって幹が90度折れ曲がり、葉が風になびく旗のように見える。それでハタの木と呼ぶらしい。ひとしきり撮影して 8:20 未舗装の悪路を走り出した。

 9:20 テウェルチェ でトイレ休憩 チップを払って使わせてもらう。まきストーブが暖かい。9:40 バスに。雨が激しく降ってきて窓を濡らす。

 11:05 オトウエェイ湾への道路へ。この道は個人所有で有料。バスが止まり、ガイドが降りて行った。石炭を露天掘りしてできた小高い丘が、長く続く横を走る。

 11:15 ペンギンコロニーに到着。最盛期は1万羽いるが、この時期は11月ごろに生まれた赤ちゃんが漁にでられるようになり、この地を離れ北上するので少なくなっている。またこの時間は巣を離れ餌をとりに海に出かけていますと。

 巣が点在する遊歩道を歩く。草地の中に一条の細い道筋。海から上がり巣に戻るペンギンの通り道だ。海からからは上り坂、しかも随分離れている。小さな体でこれほど遠くまで歩くのは大変だろう。

 つがいのペンギンが動かずに立っている。遊歩道の直ぐ脇だ。人が通りかかっても首を振り向くだけ。そっと写真を撮った。板で囲った観察台ののぞき窓から海を見る。2〜30羽のペンギンが1ヵ所にかたまっている。少し遠く表情などはまったくわからない。 12:30 バスは発車。またメール着信。荒野でも通信可能だ。

 13:05 舗装された道路になった。未舗装道路では振動が激しかったから随分と楽だ。左に見える海はマゼラン海峡に繋がっているとの説明。曇り空でどんよりとしている。

 13:30 昼食。この地名物の子羊の丸焼き。想像とは違って丸焼きよりも串焼きの方が適切ではと思う。10名で羊1頭をきれいに平らげてしまう。皆さん食欲旺盛だ。14:50 レストランを出て小雨の中バスに向かう。駐車予定地にバスはいない。ガイドが携帯電話で連絡して呼び寄せた。

 15:00 プンタアレナス市街地の観光に向かう。はじめに高台へ。町とマゼラン海峡を俯瞰。東京まで16,960kmの標識。別の標識には大阪まで17,116kmとなっていた。

 アルマス広場にはマゼランの像、マゼラン海峡を見つめて立っていた。屋台が連なっている。アルパカのマフラーや羊毛製品が中心。旅行記念とお土産にマフラーを購入 15:50 バスに乗る。

 僅か5分で 今日宿泊のホテルに到着。部屋に入る前に添乗員の話。明日はマゼラン海峡を渡るフェリー乗船の関係で早朝出発です。なお国境を越えチリからアルゼンチンに入るから、必要な書類を手元に準備してください。順調に行ってホテル到着は18:00ごろですと。

 部屋に入る 深めのバスタブ。湯をたっぷり張って体を沈め疲れをとる。その後30分の昼寝を楽しむ。20:00 夕食 初めて食べる オオアナゴのグリル。 22:00 就寝

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)