パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第7日 2月27日

パイネ国立公園
  グレイ湖展望台 クエルノス展望台

 今日はパイネ国立公園の中をミニハイキングの予定。4:30 目覚める。5:00 ホテルの外に。パイネ・グランデやパイネの角などの山が、暗闇の中に浮かんでいる。快晴だ。満天の星がきらめいている。良くみるとたくさんの色がある。

 三脚を立ててカメラをのせる。山と星を一緒に写そう。山を幾分大きく配置したいから望遠レンズを使用。明るいレンズではないが、デジカメだからISO感度を上げて、シャッタースピードを出来るだけ短くする。まぁそれなりに何枚か撮影。空が薄く青くなってきたので 5:40 部屋に戻る。

 6:10 パイネの山が赤く燃える風景を期待して再び外に。何名かの人が既にパイネの方向を眺めている。背後の雲が赤くなる。山も明るくなってきた。そのまましばらく待ったが山はうっすらとピンクになっただけ。シャッターを押しはしたが、写真にピンクの色は写っていなかった。

 7:10 朝食 7:45 部屋に戻る 急いで身支度を済ませる。

 8:30 ホテルを出発 坂を上る途中の広場でバス駐車 パイネ・グランデとパイネの角そして手前を流れる川。美しい風景をしばし眺める。眼下には先ほどまでいたホテルも小さく見えた。

 周りの樹木は幹が黒と白のまだら模様になっている。。2011年12月 キャンプ時の不注意な失火で火災発生 1ヵ月燃え続け 公園も1週間閉鎖 焼け跡は焼け焦げた樹木だけとなったと説明。

 9:20 グレイ湖駐車場に。グレイ湖展望台へのハイキングを開始。入り口から直ぐの地点にコースの模型。それを使ってガイドから、コースなどの説明。

 ピンゴ川にかかる吊り橋。一度に橋に入るのは6名以内との注意書き。揺れる橋をコワゴワわたる家内。南極ブナの森の道になる。ちょこっと坂を上り、下りにかかる。樹木の間から湖に浮かぶ氷山が見える。氷河崩落の音が数回。10km離れたグレイ氷河だそう。これほど遠くまで聞こえるのかと驚いた。

 グレイ湖の中州にできたモレーン。モレーンの砂利道を通るのだが、水嵩によっては遠くを歩くことになると、ガイドは足早に前方にいった。近道ができます。石を水の中に入れたので渡って行きましょうと。

 砂利道を歩く。青い氷山が浮かんでいる。小さな氷が直ぐ近くに流れ着いている。透明な氷を手に持って、かわるがわる写真を撮る。展望台への上り口。見え隠れする湖と南極ブナの森の中をゆっくりと歩んだ。

 10:20 グレイ湖展望台に着く。腰をおろしすばらしい景色を眺める。ガイドとふたりで座り 自分のカメラを添乗員に預けての記念撮影が人気。この景色を前に非日常の世界にひたる。10:55 展望台を離れる。

 11:45 駐車場に戻る。12:15 ウエバー橋の撮影ポイント バスストップ。車に注意しながら橋の中心へ歩き、美しい風景にカメラを向ける。12:45 ペオエ湖展望台 絵葉書などで何度も見た風景だ。ペオエホテルも点景となっている。

 12:50 ホテルのレストランで昼食。窓から見える風景はすばらしい。13:50 食事終了。庭のテーブルに座る。眺めは最高。のどかな時間が過ぎていく。14:20 バスに。

 14:30 クエルノス展望台へのハイキング。ペオエ湖とノルデンフェルド湖に挟まれた山道を歩く。焼け焦げた低い樹木と黄色の草むら、目の前にはパイネグランデ、さわやかな空気、気持ち良いコースだ。

 数組のコンドルが空を舞っている。羽を広げて滑空しては、また上昇していく。遠くて写真にはうまく撮れなかったが、パイネの角に回り込んで飛び去って行く姿を飽きずに眺めた。

 15:35 クエルノス展望台。氷河湖の薄い緑の水、パイネの角とパイネ・グランデ、白いフランセス氷河 曇り空だがすてきな風景だ。クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)をここから見ると、ペンギンが上を向き胸を張っているようにも見えませんかと添乗員。15:50 帰りに着く。

 帰途はコースを変えて 16:40 小さな滝 サルトグランデに立ち寄る。落差は僅かだったが、水量は豊富。轟音を立てて流れ落ちていた。17:00 バスは発車。

 17:40 パイネ国立公園の外へ。17:50 アマルガ湖展望台で写真ストップ。対岸のアゴスティーノなどの山が湖を囲んでいた。

 19:25 プエルトナタレスのホテル着 20:00 夕食 添乗員が日本から持参したソーメン たっぷりあったがきれいに平らげる。旅の半ばには早いのですが、この先のホテルでは厨房を貸してもらえないので、ここでとなりましたと。

 今日はよく歩いた。スマホで歩数をみると19,900歩だった。22:00 就寝 

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)