パタゴニア・ウユニ塩湖旅行

2014.2.20〜3.10

第3日 2月22日

ペリト・モレノ氷河観光
 

 5:30 起床 6:00 朝食 ツアー参加の数名とご一緒に。今日の観光について話がはずむ。

 少し早くホテルを出るのは、大勢の観光客が訪れる前に静かに氷河を鑑賞していただくため。午後は気温が上がり氷河の崩落がたくさん見られるためと旅行案内のパンフレットに記載があった。

 8:05 ホテルをでる。走り出して直ぐ フラミンゴや黒首白鳥が湖に浮かんでいる。レドンダ湾でバスが止まり、写真撮影をしましょうと ガイドから案内。

 再び広い荒野を走り出す。右手のアルヘンティーノ湖がどこまでも続いている。湖は琵琶湖の2.5倍の広さ 水の色は アルゼンチンの国旗の色との説明。
8:35 湖と山の景色が美しい。再び写真ストップ。

 9:00 ロス・グラシアレス国立公園入口 ガイドがバスを降りて事務所に行き 入園の手続き。その間に付近の景色にカメラを向けた。

 ガイドから声がかかる。目を閉じてください。ハイ と声をかけたら目を開けてくださいと。ハイ 目を開く。左前方の窓から ペリト・モレノ氷河が目に飛び込んできた。初お目見えに感動の声があがる。

 9:35 ススピーロ(ため息)展望台 曇り空だが 確かにため息の出るような美しさ。青空だと氷河の白さとの対比でいっそう美しいだろうと幾分残念な気持ちもわいてくる。緩やかな坂を上って雄大な風景を眺め、記念写真を撮った。

 9:50 バスはペリト・モレノ展望台の駐車場に到着。氷河の上を吹き抜けてくる風があるからと万全の防寒対策をして下車。駐車場からは氷河に向かって下り坂の遊歩道が。板張りで造られ、よく整備されていて、歩きやすい。エレベータがあるので利用可能。そこから遊歩道を通り展望台に行くことができる。車椅子訪問でも絶景を楽しめるようになっていた。

 遊歩道のどこからでも氷河は見えるが、ここぞの場所では広い展望台になっている。。まだ観光客は僅かで落ち着いて絶景を楽しむことができた。パンフレット記載の趣旨が理解できる。

 展望台からも遊歩道からも 曇っているから氷河の奥までは見渡せないが、それでも規模の大きさには圧倒される。虹がかかり氷河の美しさを際立たせる。氷河が崩れ落ち 氷の小さな塊が湖の上に広がる。鈍い音が響き渡る。

 遊歩道を左に歩き下まで行くと 南壁が目の前に見えたが、長く伸びる北壁はみえない。展望台によって氷河の見え方に一長一短がある。

 11:05 展望台を離れ 11:20 船着き場に到着。11:35 小さな船に乗り リコ湾クルーズに。リコ水道と右に見えるロス・テンパノス水道の間には落差があり、船では行かれないとのこと。船から見えるのは南壁だ。

 氷河の近くまで迫り高く聳え蒼くひかる氷河を見上げる。クルーズ中に数回氷河が崩れる瞬間を見ることができた。夏の時期だから何回も氷河の崩壊に出会えるようだ。12:40 ボートは船着き場に戻る。

 13:00 遊歩道の右端際にあるレストランで昼食。まだ誰もいない。しかし幾つかのグループが順次着席、出立時は広いレストランが満席になった。僅かな時間早いだけで静かに絶景を楽しめるのは、旅行会社が組むスケジュールのお蔭だ。

 14:15 再び遊歩道に。北壁を前方に見て歩く。今日は青空の下で見ることができなかったが、明日に期待して 16:50 氷河観光を終了。

 18:10 ホテルに帰り着く。夕食まで時間があったのでシャワーを浴びてこざっぱりとした。20:00 夕食 21:35 夕食を終え部屋に。 22:20 就寝。

おりおりの熟年生活(パタゴニア・ウユニ塩湖旅行)