4月14日 モニュメントバレー〜アンテロープキャニオン〜カナブ  曇り後快晴

 5:00 起床 ベランダからモニュメントバレーを見る。ビュートは見えるのだが、地平線上に雲が広がっている。夜明けの撮影はできないから朝食後出かけることにして 5:50食事を始める。

 6:55 モニュメントバレーに向かい、7:05 ビジターセンターに。前回訪れた時に完成間近かった新しいホテルが営業し、駐車場が広くなっていて、車を止めたところからはバレーが見渡せなくなっていた。

 展望台に行きバレーを見下ろす。1台のジープが砂煙を巻き上げながらバレーの奥へと走って行く。ミトンと呼ばれる手袋型のビュートをバックに記念写真を写して車に戻る。

 未舗装道路のバレードライブに下りていく。深い轍にハンドルがとられ慎重に運転する。土産物販売の場所に着く。ここはバレー内を見渡せる絶景ポイント。時間が早いのでまだナバホ人の売り手もいない。早朝は曇りだったが青空が広がっていて美しい景色をカメラにおさめた。

 娘と落ち合う約束の時間のことがあるので、少し駆け足で車を走らせる。バックミラーを見るともうもうとした土煙が舞っていた。トーテムポート、メリックビュートなど周遊道路に沿って感動的な風景をまわる。

 アーチストポイント手前で横道に外れる。アーチストポイントとは僅かに異なるが、こちらから見える景色が素敵だから。

 今回の旅行は、バーミリオン・クリフのウエーブに行けたらと思いカナブに宿泊を予定した。ウエーブは許可書が無ければいかれないが絶景がある。1日に事前抽選で10名。現地での前日抽選で10名。合計20名のみ。そこでWEB抽選に昨年12月に申し込み元旦に抽選が行われて外れ。そのため現地抽選に頼ることにしたのだ。

 そうしたら妹からモニュメントバレーは入れてねと強い要望。それなら妹はまだグランドサークル(グランドキャニオンは除く)を訪れていないから、3度目の周遊をしようとなったのだ。

 駆け足でのバレードライブだったが、昨日 US−163号から眺めたし、グールディングス・ロッジから夕暮れと早朝の風景も見たので、妹も満足したようだと 9:10 モニュメントバレーを後にした。


 グールディングス・ロッジに戻り給油と食料などの買い物をした後チェックアウトを済ませる。グールディングス博物館は過去に宿泊した2回とも訪れており、また娘と落ち合う約束の時間もあるのでパスして出発。途中でターコイズを使ったジェリーを売っていたので立ち寄り数点購入。

 11:35 アッパー・アンテロープの駐車場に到着。無事娘と落ち合う。駐車場の入り口には料金支払いの小屋が建ち、奥には数十台の車が止まっている。10年前に訪れた時は、ビームに最適の時間だったがひと組のツアーで7〜8名だけだった。今は大変人気が出ていて、日本でもしばしば写真やコマーシャルを見るようになっている。

 娘は今朝ウエーブの明日15日入場許可の抽選に参加。当選者は10名のところ参加は89名、26グループ。はじめに3回目の申し込みの6名のグループが当たり、その後2組当選。我々はだめだったと。

 アンテロープ・キャニオンは2回訪れ、一度目はアッパー、2度目はロウアー。今回はビームを見たいとの妹の希望を入れてアッパーに決定。13:00 発のツアーはまだ余裕があり、ビームが見えることをギャランティーしますと。早速予約。

 13:00 ジープに乗り土埃の上がる道を約15分、キャニオンの入り口に向かう。神秘的な光景は写真では伝わらない。妹はビームをみて多いに感激している。キャニオンの奥に進む。太いビームが現れる。後ろのグループは砂を空中に放り投げビームがいっそう鮮明になる。1時間余りの感動的なツアーを 14:30 終えた。

 14:50 ページに着き、ピザハットでこの旅で初めてピザを食べる。レイクパウエルを愉しみながら レイクパウエル・リゾートへ。16:10 翌日のボートツアーを予約。レインボウブリッジまでのツアーは5月からで、アンテロープ・キャニオンツアーとなった。

 18:40 カナブのモーテルに到着。22:10 就寝。

本日の走行距離 385km  累計走行距離 4,430km

南カリフォルニア・グランドサークル レンタカー旅行