4月8日 デスバレー国立公園 曇り 風強い

 
5:25 起床 5:35 車で ザブリスキー・ポイントに向かい 5:45 到着

 ビジターセンターでは日の出のザブリスキーポイントの眺めを推奨してくれた。日の出は 6:35 ですと。到着した時点では上空一面に厚く真っ黒な雲が覆っている。風は暴風かと思う強さ。立ってはおれず女性は座り込んでいる。とても三脚は立てられない。

 日の出が近づく。東の空遠くに僅かな青空がのぞく。陽射しが射し込むかと期待が膨らみ、辺りの人々も東の天空を見つめている。小さな隙間の青空に浮かぶ雲が赤く染まっていく。しかし太陽は見えないまま時間だけが経過した。

 強い風と厳しい寒さ。人は一斉に引き上げていく。私も堪えかねて、引き揚げ 6:55 部屋に戻った。 7:30 朝食

 9:00 部屋を出る。まず給油および食料と水の購入。9:40 いよいよデスバレー探訪に向かう。

 10:05 バッド・ウォーターに。広い駐車場が出来ている。駐車場から見渡す限り遥か遠方まで白い砂漠だ。塩の結晶が描く模様の上を歩く。駐車場から続く幅数10mは踏み固められて結晶はなく、ただの白い道になってしまっていたが、左右には不思議な模様がどこまでも続いていた。11:00 車に戻る。

 11:10 ナチュラル・ブリッジ駐車場。僅かに勾配のある未舗装の道を上る。振り返るとデスバレーの全容が見える。ダンテス・ビューからの眺めを小ぶりにしたよう。ナチュラル・ブリッジを見上げて、下を通過。折り返して 11:50 駐車場に帰着。

 12:00 悪魔のゴルフ場に。泥の混じった塊がごろごろ。悪魔たちのゴルフを見てみたい。

 12:25 直ぐ近くの アーチスト・パッレトへ。崖の壁面は絵具をパレットにだしたような有様。鮮やかな緑や紫、それに赤や黄など豊富な色彩。一方通行の途中に数台駐車できる場所に車を止めて小高い丘に上る。縞模様の壁面が美しい。

 12:50 ごろから10分あまり雨がぱらぱらと降り、車のフロントガラスに水滴がつく。ワイパーを動かしたが、ここでデスバレーは珍しいとのことだった。13:20 一旦部屋に戻る。高度を測ったら 海抜下58mだった。

 14:30 部屋を出る。激しい砂嵐。山がまったく見えない。道の上を模様を描きながら砂が吹き飛んでいく。サンド・デューンから舞い上がる砂は水煙のようで幅も広い。風は益々強くなるが、青空も見えてきた。

 15:55 スコティーズ・キャッスルに。このような過酷で人里離れた場所に、贅の限りを尽くしたような豪華な別荘があるとは、実際に訪れるまでは信じられなかった。建物の大きさと内装、庭の噴水とソテツなどの植物。乾燥した砂漠のオアシスだ。

 16:30 ウベヘベ・クレーターに。強風で体が飛ばされる。車の中から大きなクレーターを眺め、風が吹き去った直後外にでて、車を盾にして1枚だけシャッターを切った。

 18:05 部屋に戻る。着替えを済ませて 18:25 ザブリスキー・ポイントに向かう。砂塵が舞い太陽は淡く霞んでいる。18:40 から25分ほどいたが、シャッターを押さないまま引き上げた。

 夕食を済ませ、いつものように今日撮影の画像を見ながら雑談。22:00 就寝

本日の走行距離 294km  累計走行距離 2,140km

南カリフォルニア・グランドサークル レンタカー旅行