ブラジル ベネズエラ アルゼンチン 旅行

ボートクルーズ中見た エンジェルフォール

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 熟年夫婦(夫 75才 妻 68才)が、ユーラシア旅行社のツアー「レンソイス白砂漠と南米大自然絶景の旅 16日間」(2012年8月12日〜8月27日)に参加した旅行記録(写真と旅行記)です。

 妻とは数年前テレビで見たレンソイスの風景に憧れ、一度は訪れたい。また機会があればギアナ高地やエンジェルフォールも楽しみたいなと時折話題になっていました。

 いつものようにレンタカーを利用して自由な旅行をと検討しましたが、レンソイスもギアナ高地も、レンタカーで訪れることができないと判明しました。そのためツアーで検討したのですが、ふたつの希望地を訪れるツアーは見つかりませんでした。けれども、今回やっと見つけて念願がかなった次第です。

 レンソイス白砂漠は今年の雨期の降水量が少なく、水のあるラグーンは僅かでした。そのため遊覧飛行で上空から見た風景は、写真で見ていたような白い砂と青いラグーンが描くまだら模様の絶景ではなく、残念な思いです。

 また地上からの訪問も従来のツアーで訪れているラグーンには水がないことから、添乗員が現地案内人と連絡をとりあって、無名のしかしかなり大きなしかも水量の豊富なラグーンを探しだし、片道1時間かけて案内してくれました。

 そのラグーンのブルーと周りの白砂の砂丘との対比の美しさ、ラグーンに水着(私は短パン)で入った楽しさ、帰途に見た夕日の素晴らしさは忘れることができません。

 ギアナ高地ではいくつものテプイ(卓状大地)、頂上に降り立ったロライマ、世界で最も落差のあるエンジェルフォールの絶景が深く印象に残りました。

 ロライマにはヘリコプターで訪れました。遠くから見えたロライマは巨大な台地で、その山頂を何度も旋回してから着陸しました。柱上の黒い岩が無数に並び、湿地と水たまりの周辺には小さな花々が咲いていました。

 エンジェルフォールはセスナ機での遊覧飛行で2回訪れました。さらに3時間のボートツアーの後高度差150m、1時間30分のトレッキングをして展望台からの眺望も楽しみました。幸い3回とも天候に恵まれエンジェルフォールの威容とアウヤンテプイの絶景を堪能しました。

 イグアスの滝はブラジル側とアルゼンチン側の双方から楽しみました。滝の中段にせり出している展望台から見る景観の美しいブラジルからの眺め。膨大な水量で轟音を発しながら流れ落ちる豪快な滝・悪魔の喉笛を見下ろすアルゼンチン。ナイアガラの滝とは比較にならない風景です。

 アマゾン川ではクルーズで遡行しました。黒いネグロ川と茶色のソリモンエス川の合流点では、ふたつの川の水が混ざり合わずにくっきりと分かれたまま流れる水上を通りました。

 密林の中にあふれている水をかき分けて中に進むのは映画で良く見るシーンのようでしたし、ボートを止めてのピラニア釣り、釣った魚を直ちにから揚げにして食べたことも忘れられません。

 サンルイスやマナウスでは街歩きもしました。すばらしい建造物や人懐こい人々、純真な子供たちの瞳。現在の日本では見られなくなった情景のかずかずでした。

 参加者は夫婦3組、姉妹1組、職場の女性仲間2名、一人参加 男性2名 女性3名 合計15名。いずれも素敵な方々で16日間和気あいあいと愉しくすばらしい時間を過ごすことができました。体力の劣る私たちもこの旅行をこころから楽しんだ次第です。皆さんありがとうございました。

 今回のツアーの行程はタフなことは承知していましたが、訪れるラグーンの変更とか、航空機の到着遅れから6時間も遅い日付けの変わった0時過ぎに搭乗して次の訪問地に移動など大変過酷なことになりました。

 このような状況のなかで添乗員の伊藤三智夫さんは、しっかりと責任を果たされたことに本当に感謝しています。 伊藤さん、楽しく旅を終えました。ありがとうございました。

おりおりの熟年生活(ブラジル ベネズエラ旅行)