ブラジル・ベネズエラ・アルゼンチン旅行

2012.8.12〜8.27

8.22(11日目) 曇り後晴れ間

 今日は午前はロマイア山の遊覧飛行。午後はサンタエレナからカナイマへの移動。その移動途中でエンジェルフォールの遊覧が予定されている。今回の旅行のハイライトの1日だ。

ロライマ山(ロライマ テプイ)遊覧飛行

 ロライマ山の遊覧飛行はオプションだが全員参加。ひと組5名で3グループに編成。ホテルスタートは1組5:30、2組7:00、3組8:30。遊覧時間は1:30、飛行場からロライマまで片道0:30、ロライマ上空遊覧と着陸合わせて0:30、合計1:30。昨日のうちに順番は決まっていて私たち夫婦は3組目 8:30ホテル発だ。

 5:00目が覚める。夜中に激しい雨の音がしていたが、現在は曇りで空一面に広がってる。近くの山は見えるが、遠くの山は雲の中だ。これではヘリコプターが飛べるだろうか。また飛べてもロライマ山頂に着陸できるだろうか。

 5:20 1組目が出かけっていく。6:15朝食。その後外に出てホテルや乗車している車等を入れて記念撮影で時間をつぶす。7:50 1組目が戻ってきた。浮き浮きした表情。曇っていたがロライマ山頂に着陸したと、楽しげに話してくれる。

 8:05 道路が混んでいるようだからと3組目は早めの出発。途中見えたガソリンスタンドはどこもかしこも大変長い車の行列。給油開始時間前で特に長いそうだ。8:15ヘリポートに到着。しばらくして彼方に1機のヘリがこちらに飛んでくる。2組目が帰還。テプイ山頂に着陸したと。

 8:30ヘリに乗り込む。じゃんけんの結果私が1番に。パイロット横の席に座った。直ちに離陸。上空は一面の雲。テプイに近づいたが状況は変わらず。天気予報では次第に天候回復となっていたが。

 真っ白な一面の雲の上に1つのテプイが見えた。ロライマと操縦士が言っている。9:00ロライマ上空に到達。ロライマの広い山頂が遠くまで見渡せる。何度か旋回。

 9:15山頂に着陸。きれいな花が目の前に咲いている。海上に浮かぶ小さな島のよう。ロライマの先にはいくつかのテプイが重なって見えている。曇り空だが遠くまで見通せる。素敵な風景だ。付近一帯を歩く。お互いに記念撮影を手早く行う。9:25操縦士からヘリに戻るようにとの合図。

 9:55ヘリポートに帰着。3組の中では一番良い遊覧飛行だたようだ。ホテルに向かうとき添乗員からあまり良かったと言わないで下さいと話があった。10:15ホテル着。

 10:45ホテル発、町の中心地ボツバール広場にちょっと立ち寄る。南米の解放者シモン・ボツバールの立像があった。11:15サンタエレナ空港に着く。食べ物を売っている極めて小さな店が1軒。ホテルから持参のサンドイッチを石組みの上に座って食べる。

エンジェルホール遊覧飛行

 サンタエレナ空港からカナイマ空港へはセスナ4機に4名づつ分乗。12:00セスナ機は発進した。運が良ければエンジェルフォールが見えるそうで期待している。上空に上がると雲の中を飛んでいる。これでは全然だめだ。見えないだろうな、明後日に期待するしかないだろう。

 12:57突然雲が切れて、目の前に大きな滝。パイロットが指さしてエンジェルフォールと叫んだ。(時間は撮影した画像で確認) アウヤンテプイの周辺と上空を3回旋回してくれる。エンジェルフォールの全貌が見える。あまりの幸運に興奮状態でカメラのシャッターを連続して切っていた。

 13:15カナイマ空港に到着。後続の飛行機を待つため、土地の商店兼土産物店が数軒小さなテーブルに品物を並べている待合所に腰を下ろした。後続到着までの短い時間だが見てきたばかりのすばらしい眺めを話題に、しばらく会話が弾んだ。

 13:45ホテル着、朝の早い組があったので、しばしの休憩。14:45ホテルを出て滝めぐりに向かう。ボートに乗り高低差8mのユリノ滝とユリ滝を見物。17:30ホテルに帰り、明日の準備をした。室内を見渡すがエアコンはなく扇風機が壁に1台。赤道に近いのだが朝夕は暑くはない。

 19:30夕食。冷えたソーメンが大量にでてきた。添乗員が日本から持参し、ここの厨房を借りて自身でゆがいたそうな。だしも日本からの持参。非常に重かったろう。実に美味く箸のでることでること。たくさん食べました。その後明日のことについて説明があり 21:10解散。急いでシャワーを浴び 21:50就寝

宿泊 カナイマ  パラカウパ キャンプ  PARAKAUPA

おりおりの熟年生活(ブラジル・ベネズエラ旅行)